スポーツ

809 巨人酷いよ巨人

ブログで何か新しい事をやってみたいと思ってみましたところの投稿です。

以下は、先ほどどこかから教えてもらいました。

・二球目と四球目は両方ともストライクなのではないか疑惑
・球場全体からツッコミの声
・放送の中の人も呆れ気味
・ホームペースを埋蔵する広島のブラウン監督
・ダチョウ倶楽部のような抗議のブラウン監督
・最終的にそういうオチなのかというその後の試合展開

ちなみに、試合は広島が勝ったようです。


聞くところによると、これくらい解りやすい例がしょっちゅうあるわけでは無いそうなのですが、こういうことは頻繁にあるそうです。
判定というのは審判が「主観的に」行うものですので、ミスジャッジというのはしかたなく存在するようなところはあるとかですが、ただし、この場面で明らかなミスを連発するのは、タイミング的にたまたまミスが重なったというにはどうにもという風に思えます。

で、スポーツニュースは、このことを特に言い立てたりはしなかったようです。インターネットが無かったら、私もあなたもこの件を知る由はなかったということです。


それにしてもブラウン監督、熱い人のようです。
現地での人気などは詳しく知らないのですが、ファンに愛されている事を願いたいと思います。
でも、放送で映るスタンドは空席が目立つようでして、なんとも悲しく思いました。

もっと応援してあげて>広島の人

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939 私の予想的中?中東で始まったF1ドミノ / マンセルはいまだにマンセル

大した事じゃないのですが、以前の記事の続き。

以前に書いた、
958 オイルマネーとドミノ現象に加えて。


◆今度はアブダビ

中東アブダビにフェラーリ・テーマパークという記事についてコメント。

私の前の記事では、「中東のF1ドミノ」と勝手に名前をつけて、中東でのF1熱?について書きました。

初のF1開催となったバーレーン、
そして、『F1テーマパーク』なるものを作る事になったドバイ。
ちなみにバーレーンもドバイも、UAE=アラブ首長国連邦の一つの首長国です。

原油価格の高騰で石油産出国は非常に儲かっていますし、向こうは民主国家ではないし近代国家でもないので、いわば豪族のリーダーのような方が「F1やりたい」とか思うと誘致する事になるらしい、とは前回書きました。

今度はアブダビです。ちなみにアブダビもUAE。
予想通り、見栄の張り合いが始まったようです。


オイルマネー以外の話をもう一度。
マレーシアが国家を挙げて開催し、中国が巨費を投じでサーキットを作って開催し(過剰に豪華なので、将来○○債権になる施設だと思いますが)ました。

BRICsとか言いますが、ブラジルは伝統ある開催国、中国も新しく開催国になった。そうすると残りはインドとロシアとなります。ロシアはオイルマネーの点でも好景気です(知らない人も多いがロシアは巨大産油国)。

モスクワグランプリは昔から話だけありますが、本当に開催されるのはいつになりましょうか。

インド人ドライバーでF1熱ができつつあるらしいインドは、お金の問題より「まともなサーキットを用意できるか」でしょうか。サッカーの日本-インド戦の重要国際試合での「停電騒ぎ」みたいなことがありますから・・


◆マンセルはいまだにマンセルでした。

「ファンタスティック!!」と、マンセル氏

現役時代さながらのドライビングでみごと『グランプリ・マスターズ』の初レースをポールTOウィンで制したナイジェル・マンセル氏(52歳:イギリス)は、レース後次のようにその感想を語っている。

グランプリ・マスターズとは「顕著な成績を残した45歳以上の元F1ドライバー」で行なわれるレースだそうです。残念ながら、日本では見ることが出来ない・・・はずです。

で、そこでマンセルがいまだにマンセルだったという話です。

ちょっと思ったんですが、グランプリ・マスターズを一戦くらい生中継してみたら、普通のF1中継よりも視聴率高いんじゃないでしょうか。なぜならF1が面白くなくなりすぎだから。

どこか放送しませんか?

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942 星野vs井川騒動の続き

星野仙一さんが、『星野仙一のオフラインリポート』での井川騒動について新しい記事を載せている。
それについてちょっと書いてみようと思う。

私的には、
945 星野vs井川の「伝説」対決
http://firstlight.cocolog-nifty.com/firstlight/2005/11/945_with__vs_0a5d.htmlの続きとなる。


◆論調が変わっている

まず、肝心の記事だが随分と論調(あるいは話のポイント)が変わってしまっている。
原因をちょっと考えてみると、星野さんの口述のものを記事にしていたためにズレが重なってこうなってしまった、あるいは、最初から感情的な話をする人なので話がずれるのが恒常的なのかもしれない。

星野仙一のオフラインリポートより引用
http://hoshino.ntciis.ne.jp/

週末の「井川についての話」はネタ枯れのスポーツ紙をすっかり喜ばせることになっちゃったわい。 (略) 「お前ら、人のホームページばっかりのぞいて原稿作るな」っていったんや。 (略) 本当のところをいったり、波風が立つようなことをいうとすぐに、やれ辛口だの、立場を越えてのいい過ぎだのと抵抗感を持たれたり、ことなかれ主義の反論が出てくるのが通例かもしれないが、それがもうひとつ深く考えたり、もうひとつ真剣に意見を戦わせたりするきっかけにもなる。ぶすぶす、ぶすぶす、くすぶっているものが活力を持って動き出すきっかけになったらええやないかと思う。 (略) 今年はこのページでも前半戦が駄目だったら後半戦、後半戦も駄目だったら日本シリーズでと、井川に期待を込めてハッパをかけるたびにみんなにも「甘い、甘い」って随分反論されたけれど、 (略) タイガースで頑張る決意を固めるにしても、願い通りにメジャーに挑戦するチャンスを得るにしても、井川にも重大なところだし、正念場だし、会社にしても大変大事な懸案だ。だから球団には心配をかけるところがあったかもしれないが、あえてど真ん中へ“一石”ということだ。 (略) ものごとに100パーセントの正解はない。100パーセントの正解ということはむずかしいわけだけれど、その「正解」を求めて、少しでもそこに近づいて、少しでもそれに接近していくということが大事なんじゃあないの、個人にあっても組織においても。「井川についての話」はそういう議論じゃ。

前回の星野さんの記事の主張は、「井川はチームの精神衛生上よくないような自分勝手な困った奴だ、なんだからチームに引きとめなくともよい。大リーグに出してしまえ。」というものでした。

まず、マスコミが必要以上に騒いだのにご立腹のようです。
マスコミがというより「星野が外野で騒いでおる」という人たちが気に入らないのでしょうか。

まとめると「俺がみんなが言わない本音を言った、議論に一石を投じる為に」、こんな感じでしょうか。
みんなの本音の代弁なのか単なる暴言なのか意見が分かれるところでしょうけれど。

「外野で騒いでおる」という苦情に対して、「議論に一石を投じたのは、みんなの為になるようにと考えてゆえのこと」、
それ以外の意見(私の前回の記事もこの分類か)は「俺の言いたい事とは全然違う話しだぞ」という感じでしょうか。

私の前回の記事で、星野さんは要するにオールドタイプなのだと書きました。
集団への情念とか上下とか礼儀とか筋論とかみんなの和を乱す乱さないとか根性とか、そういう風に物事を考えてしまう人。
前回の記事で、星野さんの才能とはケツを蹴り上げる人なのではないかと書きましたが、つまり情念とか・・・を組織にたたきこむ憲兵のような存在なのでありましょう。

そして、井川はそういうものを完全無視しております。
しかし、大事な事は、井川は野球そのものを愛しており、星野流の『根性』は無視だけれど、努力は惜しんでいないこと。そして、井川の努力は湿っぽいものではなく、本人の野球への愛ゆえの努力。


星野さんのような思考回路が日本には大きな存在としてあり、集団内での変な精神的なもたれあいと相互自己犠牲を正常なものとする空気があると思います。
これを乱すものはなんと呼ばれるか、
「和を乱す」「根性が無い」「礼儀を知らない」「自分勝手である」「ドライなやつ」
そういう人は、超絶非常識なやつか冷血利己人間であると言われがちだと思います。


星野さんの今回の記事での、自身の前回の記事についての総括も、ここで今書いている意味で「星野的」だと言えるのではないかと思いました。
「もたれあい」を前提にしないと星野さんの今回の主張、成り立たないからです。


今、村上ファンドなどやらで、球界の古い体質や不合理な体質がいろいろ言われていますが、
星野vs井川にこそ解りやすく問題の本質が現れているような気もします。

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945 仲間由紀恵withダウンローズが更新 / 星野vs井川の「伝説」対決

「仲間由紀恵withダウンローズ」についてのふざけた話と、阪神の井川に阪神の星野が苦言を呈した事について真面目な話。


◆仲間由紀恵withダウンローズが更新される

その微妙さゆえに注目してみているわけですが、

仲間由紀恵withダウンローズの公式ブログサイト
http://blog.duogate.jp/downloads/

あいかわらずリアル中学生の駄日記のような内容です。
「カラオケに行った」というだけのことが書いてございます。

記事に「カラオケをしてる写真」が載っています。
もしかして、このブログの為に撮影したとか?だったらびっくりです。
わざわざ仲間由紀恵を撮影したのにこの駄記事だとするとなかなかのことで・・・


◆星野vs井川

阪神の星野が阪神の井川に苦言を呈しています。

星野公式サイト
http://hoshino.ntciis.ne.jp/

からこのブログでの批評に必要な部分を引用

チームの「精神衛生」を心配する

球団の方には「井川はもう行かしちゃれ」っていっているんだ。現場は反対、会社も首をタテには振らんだろうけれど、わたしが監督ならもう井川はどこへでも出すわ。チームの中でも誰も口にはしないけど、どれだけ「精神衛生」を悪くしているか
(略)
今さらのことではないけれど、とにかくチームのなかに入ってこない、入ろうとしていない。年に一度、直に球団と話し合うチャンスなのに契約交渉には代理人を立てる。今回のV旅行には行くらしいけれど、チームメイトやその家族、裏方さんたちとも喜びを分かち合い、苦労をねぎらい合うそういう中心選手らしい、そういう気持ちをしっかり持っていってくれるといいんだけれど、
(略)
メジャーに挑戦したいという気持ち、そういう夢を持っていることはもちろん悪くないし、わたしもなんとか挑戦させてやりたいとは思っている。
(略)
成績も然り、技術も然り、自分本位の言動もまた然り。このままだと単なるわがまま、身勝手な異端の選手というところから出られなくなるのではないか。
(略)


星野元監督と言えば、鉄拳制裁などで知られる熱血漢にして体育会系の人。
井川は数々の伝説(後述)で知られる天然にマイペースな人で、自分のプライベートを大事にして野球と私生活を区別する人。

古いまっすぐさ今風のまっすぐさが衝突しているようにも思える。
星野元監督は新庄などにも苦言を呈していますね。どのように苦言を呈したかについては、改めて記すことも無いでしょう。

星野監督がリーグ優勝したときに、野村監督が「阪神の選手は怒る人やコワイ人が監督じゃないとだめだったのかねえ」と言っていました。つまり、野村監督時代の阪神はそんな問題を抱えていたということでしょう。
星野監督が監督になってやったことは、選手のケツを蹴り上げる事でした。

私が思うに、優勝は星野監督の手柄ではありません。ケツを蹴り上げただけで、それだけで野村時代に培われていたが全く芽を出していなかったものが一気に出た、つまり野村時代が植えた芽が一気に伸びたということでしょう。本当に阪神がダメだったのなら、そんなに急に変わったり出来ません。

星野監督は他チームから戦力を取ってくることでは貢献していますが、野村監督のように根本的な野球の力をつけようとしたようには見えません。つまり、この人は育てる力は無くてケツを蹴り上げて短期的に力を絞り出させるだけの人なのでしょう。
実際、自身が指揮した上で長期的に安定したチームを作ったことはありません。

もちろん、これは星野監督の偉大な才能には違いなく、だからこそ今日本で一番ケツを蹴る必要がある球団である巨人から声がかかったのでしょう。
あの巨人が結局星野監督に十分な権限を与えるとは到底思えませんから、断って正しかったと思えますが、もし完全な権限を与えられるなら、うってつけには違いありません。


そして井川。

井川慶伝説
http://2chart.fc2web.com/igawa.html

笑い話としてまとめてあるサイトなのですが(確かに井川は変人にはちがいありませんが)、よく読んでみてください。
自分の原則には非常に忠実な人で、野球にもものすごくストイックな人だ、ということが解ります。
変人なのも自分に忠実だからゆえにでしょう。

井川は「酒やタバコを吸わないのは当然だと思い、その上に炭酸飲料すら飲まない」人です、井川からすると他の人こそ「チームの勝利に失礼な事をしている」に違いありません。

しかし、星野元監督は井川の井川流を認める気はなく「俺にあわせないから気に入らない」と言っているわけです。正確には「俺ら」と言っていますが、こういう主張の場合には実体としては「俺ら」は「俺」のことです。星野元監督ご本人はどう思われるかはともかく、「星野流の限界」がここに現れているような気がしてなりません。

井川は「野球チームの情念」にはあまり興味はないようです、しかし「野球の神との対話」に興味が無い人間だとは到底思えません。
天才の存在が否定される場所に、天才が育つはずもありません。

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949 天才二人の行方 / 佐藤琢磨の心配

空力の天才、二輪の天才、そして佐藤琢磨の崖っぷちについて。

◆空力の天才

A.ニューイ氏、なんとレッドブルへ移籍
http://fmotor.nifty.com/f1/2005/11/a_eed4.html

「A.ニューイ」となっているが、「エイドリアン・ニューウェイ」の呼び名の方が有名じゃないかとも思います。
この人は、F1マシンの空力設計についての伝説的人物です。

日本のバブルの恥でもあるレイトンハウス(日本のバブル野郎がお金を出していた)というチームの空力設計としてデビューし、いきなり先鋭的な空力設計のマシンを作り上げます。

というか空力のことしか考えられない人なのか、路面が整備されてまっ平なサーキットでは速さ抜群のマシンとなり、路面がデコボコなサーキットでは路面の影響で全然ダメになるマシンだったり(サーキットにあわせなさい!)。マシンの「ほかの部分」の都合を押しのけて全部空力の都合にあわせようとしたり。おまけに、マシンに張ってあったスポンサーのステッカーを「空力が悪くなるから」といって剥がしてしまおうとしたとかなんとかという逸話があったり、そんな人です。

そのあと彼はウイリアムズに移籍し、驚異的な速さでセナを王座から引き摺り下ろしたFW14を設計します。これまた伝説だらけの人のマンセルが乗り、車椅子のフランクウイリアムズがチームを指揮し、エンジン出力で劣るはずのマシンが驚異的な速さを発揮する。FW14は常にニューウェイの名とともに、とんでもなく優れた空力設計の車として有名になります。

そして次はマクラーレン。ここでもまた革新的な車をデザインして、シューマッハを倒す事に成功します。
マクラーレンがあまりに速くてレースがおもしろくなくなった頃、「F1レースをおもしろくするためにはレギュレーションの強化ではなく、ニューウェイの禁止が一番の早道である」とか言われたとか。

そして、その天才が今度は新興チームの「レッドブル」に移籍するんだそうです。
さて、伝説の続きはあるのか、それとも今度こそ伝説の幕引きか?


◆二輪の天才

V.ロッシ、今週再びフェラーリ・テストへ
http://fmotor.nifty.com/f1/2005/11/v_1b79.html

ロッシさんは二輪レースの世界で並ぶ相手なしの驚異的な人です。
ホンダのチームでマシンの良さも手伝って連戦連勝状態となったあと、それではおもしろくないといわんばかりに、ホンダを相手に低迷していたヤマハに移籍するというとんでもない事をやってのけます。
敢えてマシンの性能で劣るヤマハのマシンに乗った天才と、ホンダが対決することとなります。

そしてロッシさん、どうやらそれにも飽きてしまったらしく、将来はF1で戦いたいそうです。
そういうわけでいろんなチームに出向いていらっしゃるようです。
二輪と四輪では根本的に違いますから、そんな簡単にドライバーにしてもらえるわけもないのですが、紆余曲折の末にF1のシートに収まっていたりしたら話としては面白い話であります。
しかし、チャンピオンになれるかといわれれば、まあそれはさすがにどうかなとおもいますけれど。


◆後が無くなる佐藤琢磨

佐藤琢磨、ミッドランドF1の可能性消える?
http://fmotor.nifty.com/f1/2005/11/f1_fd48.html

佐藤琢磨の「第二の選択肢」だったミッドランド(トヨタのセカンドチーム)のシートがどうやら埋まったという噂です。
ホンダ一門からは離れないというのが琢磨の意思だといわれていたので、驚く事もない話ですが、
・アグリチームは来年のシャシーをBARの使いまわしにするという無茶が通るかまだ解らない
・というかアグリチームは相当ダメなチームになりそうに思えてならず
ということで来期については怪しい状況になってきました。

また、シャシーの使いまわしが無理な場合には一応「保険」もあったらしく

プレストンは亜久里チームの『命綱』
http://fmotor.nifty.com/f1/2005/11/post_67a4.html

アグリチームに加入する人が、以前に新チームを立ち上げ用として作った?途中まで作った?シャシーが一応あるらしく、それを引きずり出せばもしかしたら保険になるかもしれない、とのこと。
いろんな事がよく考えてあるからそうなっているのか、たまたまなのかは不明。

いろんな意味で大丈夫なのかな?という話ですが、出場できない方が良いか、ダメマシンのダメチームでも言いから出場する方が良いかについてはなかなか微妙なところです。

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952 『スーパー亜久里』では納豆の特売はやっていない

なんで「スーパー」をつけますかね。
鈴木亜久里がF1の新チームを立ち上げるらしいが、チーム名が『SUPER AGURI Formula 1』だそうだ。
『スーパー亜久里』、納豆の特売とか野菜のタイムセールとかしてそうな名前。


◆悪い驚きの連続

移籍のゴタゴタの不運が重なり、あるいは不運が重なったように装ってのリストラのような気もするが、『佐藤琢磨の来年のシート』がなくなってから急にささやかれるようになった「ホンダ関係の新チーム」。

大金を出してくれるスポンサーが見つかり、出資者は国際的に信頼のある奴だという噂(FIAのえらいさんがそう言った)という話で、どうなるんだという予想が飛び交ったその結果が、

その正体は、
『11番目のチーム』正式発表! 代表は亜久里氏!
悪い意味で予想を裏切られた人が大半なのではないだろうか。

最初、出資者の正体は外国資本や、ドコモではないかなどと言われていた。ライブドアではないかという冗談なのか本気なのか解らない話もあった。
しかして出資者の正体はソフトバンクで、まあありそうな話だと思ったもののみんな喜ぶ感じでも無かった。
そして監督がアグリだと解って、これにはみんな驚いた。大丈夫なのかと。

チーム名は『SUPER AGURI』だとわかってこれにも驚く、どうしてSuperをつけるのか。
監督の苗字をつけたチームはごく普通にある。ミナルティ、ザウバー、ジョーダン、プロスト。個人チームなら普通のことでもある。
しかし、スズキではなくてアグリ、おまけにスーパーがついているのは何故なのか。


◆実際には未発表なのだが

監督・チーム名・ホンダエンジン以外は何も公式発表はない。
しかし、周辺からの情報でかなりいろんな事が解ってしまっている(情報だだ漏れとも言う)

・スポンサーはソフトバンク。
・シャシーは今から開発している時間が無いので、去年のBARホンダのシャシーを使いまわしたいが、これはルール違反なので特例にしてもらいたくて揉めている。
・エンジンはホンダ
・シャシーはDOME、日本のレースでレーシングマシーンのシャシーを作っているところ。
・本拠地はイギリスの旧アロウズチームの施設を使いまわす(新チーム、シャシー名は『AGURI』)。アロウズはかつてフットワークであって、フットワークはアグリの所属したチーム。
・タイヤはブリジストンと交渉している。韓国のクムホというところが手を伸ばしているという怪しい話もあるが、さすがにF1レベルのタイヤは無理でしょう。
・佐藤琢磨と交渉をしている(「佐藤琢磨とは交渉中」と、亜久里氏)。佐藤琢磨はトヨタのセカンドチームのミッドランドからも誘われているが、ホンダ一門の琢磨はホンダとの絆を優先する予定らしい。
・アグリは何も語らないが、どうやら「オール日本チーム」にするような予感。F1でナベツネに当たるような立場のバーニー・エクレストンが口を滑らしてしまっている。(エクレストン氏、「亜久里チーム歓迎」

もし日本人ドライバー二人なら、もう一人は一体誰なのか?
なんでも、考えてみてもろくな日本人ドライバー候補は居ないようで、このままではF1に値しない技量の恥さらしドライバーが誕生してしまうのではないか、とか言われている。

腕は良いのにBARでずーっと下積みテストドライバーをさせられているアンソニー・デビットソンなんかを乗せてあげたら良いのにと思ったりしますが。ホンダつながりですし。


◆怪しい

なんだか怪しいチームにしか見えません。
ヨーロッパのF1ファン達に「日本人がF1の伝統を荒らしに来た」とか思われていそうでなんとも情けないです。
このチームがどうしようもなく弱かったら、来年は恥ずかしくてテレビ見てられないと思います。

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957 日本シリーズ終了 / プレーオフ批判は筋違い / 村上ファンドは損した

阪神が負けてロッテが勝ちました。
一応私の予想は当たりましたが・・・

◆テレビ中継が酷かった

試合内容はともかく、テレビ中継があまりに酷い試合でした。
実況も解説もさすがにアレではどうかと思います。
異様に阪神びいきなだけならまだ許せるのですが、試合の解説すらまともにしていなかったような気がします。
ありもしない阪神に有利な試合展開の可能性を想像して延々話していたり、
プレーオフ批判から、ロッテはサインを盗み見ているなんていう暴言なんかもありました。阪神が負けた最大の原因は「阪神が全く打てない」ことなので、サインなんて関係無いわけと思うのですが。
ロッテが胴上げしているのにまだプレーオフ批判をしているのはさすがにどうかと思いました。

阪神を応援している人にすら気持ちの悪い中継だったと思います。


◆ロッテのペースでした

今までの三試合よりは接線になりましたが、どうにも阪神のみっともないプレーばかり目立った試合でした。
これじゃあ負けてもしょうがないと思いました。
前回の試合についての記事でこう書きました。

○最初から最後まで打てない阪神打線 ○序盤:盛り上がりのない形でのロッテの得点(例:併殺の間に得点) ○序盤:投手戦でどんどん進む試合 ○中盤以降に阪神の大炎上

三試合とも同じパターンなのが気になります。
中盤以降の大量得点がなければプレーオフからロッテは全く同じパターンの試合をしている事になります

つまり、ロッテは今までと同じ勝ち方だったように思います。

最後に小林雅投手が出てきて、またもや四球でノーアウトのランナーを出してドキドキしましたが(まったくこの人はスリル満点な人ですね)、矢野選手がバントをフライにして併殺にしてしまうという、
今回の阪神を象徴するかのようなダメプレー
で台無しになり、試合はあっさり終わってしまいました。

私の予想では、最初の試合を取ったチームが優勝する、としていたので予想は当たりました。
しかし、プレーオフ同様に好勝負になるとおもっていたので、まさかこんな試合内容になるとは思ってもいませんでした。


◆テレビでは「プレーオフ批判」が何回も繰り返されるに違いないけれど

阪神が負けた事で「プレーオフ批判」をする人はまた増えると思います。
ですが、彼らは「結果が気に入らない」からそう言っているだけなのであって、まあ筋違いだとおもいます。

日程が悪かったから阪神が負けたという意見がありますが、日程程度の事で「ロッテ-楽天」のような試合結果が何試合も続いたりすることは無いと思います。

「ペナントレースで一位じゃないから」と言う人は絶えませんが、そもそもそういうルールにて四月から始めたのだからいまさらという感じがします。
本当に優勝する気ならば、当然最初から各チームはプレーオフの事も考えて戦いますよね?

「ペナントレースで一位じゃないから」っていうのは、「得点では負けたけれどヒットの本数ではうちが圧倒的だから、この試合がうちのチームの勝ちではないのは野球のルールがおかしい」というようなものです。

ペナントレースで一位じゃないチームが優勝するのは興行として面白くなかったから良くない、という主張ならわからないことはありません。しかし、実際にはパリーグのプレーオフはパリーグの試合にあるまじき盛り上がりと視聴率を叩き出しています。
実際、セリーグもプレーオフを導入しようとしていますね。

ようするに結果が気に入らないだけで、単なる感情論じゃないかなあと。


それにもうちょっとロッテを褒めてもいいと思うんです。
まるでドラマのようだった阪神のリーグ優勝決定も素晴らしかったし、
プレーオフからのロッテの試合も素晴らしかったはずです。

良いものは良いものですよ。

阪神はまた来年もまたリーグ優勝する可能性が高い気がしますから、そのときに頑張りましょう。

確実な事

とりあえず村上ファンドは優勝を逃した事で損したんじゃないかな。
日本シリーズ直前に阪神の選手の集中を大いに乱した原因でもありますから、自業自得だと思いますが。

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958 オイルマネーとドミノ現象 / プロ野球以上にダメなF1改革

F1についてちょっと書いてみました。

◆プロ野球以上にダメなF1改革

FIA、『新エアロ規制案』提案へ
2006年、新予選方式とタイヤ交換復活へ
これが2007年『新エアロカー』だ

安全性でレギュレーション強化だー、とか言われだしたのが始まりだったか、FIA(F1のオーナー組織みたいなところ)が次々と思いつきのような規制や改革をはじめてしまい、F1は面白くなくなったと言われて久しい今日この頃。

またもや、ダメな改革がやってくるような予感がします。

タイヤ交換を復活するそうです、交換禁止にしたことを失敗だと事実上認めるようです。
タイヤを細くしたり溝入りにしたりするのも止めてスリックタイヤに戻す方向のようです。
予選方式も変えるようですが、なんとも変に凝った方式で、またもや「悪い思いつきに過ぎない」気がします。

そして、大問題なのは新レギュレーションで決まるかもしれない「変なリアウイング」の車。
オーバーテイクをしやすくするつもりだそうですが・・・早くも各方面から、考えが浅すぎるとの批判が出ています。

巨人を超金食い虫の駄目チームにしたナベツネオーナーと同じようなセンスと権力の人がトップにいて、思いつきで考えたとしか思えないレギュレーション改革があってことごとく不評、ずっとそんな感じが続いています。

こんな不自然な小細工は絶対にうまく行かないと思うし、何よりも見た目がかっこわるいです


オイルマネーとドミノ現象

ドバイ『F1テーマパーク』の建設が確定

UAEの一部であるドバイで『F1テーマパーク』なるものが作られるようです、原油高でお金余ってるんですかね。
ちなみにUAEの一部である「バーレーン」では中東初のF1が開催されました。
UAEは「アラブ首長国連邦」つまり、たくさんの国の集まりです。

これはドバイがバーレーンを意識してしまいましたね、羨ましかったのでしょう。
バーレーンがドバイから開催地を奪うのではないか、なんて話も出てきたりしています。
向こうは民主国家ではないし近代国家でもないので、いわば豪族のリーダーのような方が「F1やりたい」とか思うと誘致する事になるような状況のようです。
ギクシャクしているアメリカとの関係とはちがい、ヨーロッパとは仲が悪くないのもポイントかもしれません。
中東のこの辺りにドミノ倒しのようにF1熱が広まりそうではあります。
オイルマネーを背負った持参金ドライバーが中東から誕生したりもするかもしれません。


インドF1デモ、路面問題で延期に

経済的に発展する国が、F1に憧れて参加する事がよくあります。
かつての日本もそうだったといえなくありません。
最近だとマレーシアがまるで国策事業のようにしてサーキットを作ったりしてF1を開催するようになりました。
莫大な資金を投じてサーキットを作った中国、そして次はインドというわけです。

初めて参戦したインド人ドライバが母国に凱旋帰国ということで、デモ走行しようとしたそうですが、何せそこはインド、路面状態が酷すぎて中止というインドらしい事件です。
事前に路面状況を調べたりしなかったのか。デモ走行までに路面を直す気は無いのか、あるいは路面が酷すぎて直すのは無理なのか。
いずれにせよ素晴らしくおおらかな話であります。

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959 阪神崖っぷち / 阪神は今江一人にすら負けている

知り合いからのメールによると、阪神は「今江選手ただ一人」にすら負けているそうです。

阪神全員 VS 今江選手
第一試合の得点 第二試合の得点 第三試合の得点 三試合の合計ヒット
阪神全員 1 0 1 11
今江選手 3 1 1 10

そりゃ勝てませんな。

阪神はとうとう崖っぷちです。
両リーグで防御率一位のチーム同士の対戦だけあって、相当渋い試合展開を予想していたのですが、結果については皆さんご存知のとおりの前代未聞の状態です。
甲子園は凍り付いていましたね。

それでも三試合とも試合の序盤は割と渋い試合です、ロッテの投手の好投が続き、ロッテは微妙に爽快感の無い点の取り方しかせず(併殺の間に得点とか)、試合は一進一退。
パリーグのプレーオフは実にそういう試合ばかりでした(※小林雅投手の炎上事件は除く)。

が、後半がいけません。後半になぜか阪神が大炎上してめちゃめちゃになってしまっています。
昨日はとうとう秘密兵器の藤川まで大炎上してしまいました。やっちゃいけない形での藤川投入のような気ではありましたが(押され気味になってから「苦し紛れに強い札をよく考えずに切ってしまいました」みたいな投入の仕方)、とりあえず藤川だろうとロッテにはまるで関係の無いかのような同じ展開でした。

それはそうと今さらながらですが、第一試合の濃霧にはびっくりしました。笑いました。


◆まとめ

○最初から最後まで打てない阪神打線
○序盤:盛り上がりのない形でのロッテの得点(例:併殺の間に得点)
○序盤:投手戦でどんどん進む試合
○中盤以降に阪神の大炎上

三試合とも同じパターンなのが気になります。
中盤以降の大量得点がなければプレーオフからロッテは全く同じパターンの試合をしている事になります。
ということは偶然でもなんでもなく、これがロッテのプレースタイルなのかもしれません。
阪神と似たようなチームだ、とはよく言われますが、実は全然違うような気がしてきました。

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961 ロッテvsソフトバンクの視聴率17% / 日本シリーズの様子を予想

劇的なロッテの優勝の次は日本シリーズということで、予想とかしてみたいと思います。
その前に、


◆ロッテvsソフトバンクの視聴率はなんと17%

パリーグの試合だというのに17%だそうです。
非常に良い試合だったので、何となくつけたテレビに引き込まれた人が多かったのかもしれません。
瞬間最高は28.5%もあったそうです。

そして九州では平均36.7%、瞬間最高が52.0%!

野球はダメだダメだといわれますが、良い試合を見せたら視聴率は上がるってことでしょうか。
プレーオフのものめずらしさもあったことでしょうが。


◆日本シリーズ予想

日本シリーズがどんな感じになるか考えてみました。

まず、両チームともに防御率がリーグトップのチームです。
打力偏重で守備がだめなんてこともありません。
足を使った攻めもします。

相当渋い試合になりそうです。

ロッテの先発vs赤星。塁に出るのかで無いのか、そして盗塁は?
JFKはロッテにも通用するのか。

地味なので視聴率は低いかもしれませんね。

どちらが勝つかという話になると、
地力では阪神が上回り、勢いではロッテが有利だと思います。
そして初戦は千葉。

したがって「初戦を取った方が優勝する」、という予想をしておきます。

初戦と関係無しに「どちらが優勝するか」ということなら、阪神を挙げておきます。

どちらに勝って欲しいかといわれると迷います。
本当なら阪神を応援するはずなのですが、プレーオフで若干ロッテに惚れてしまいました。
あのチームが優勝して喜ぶ光景が見たくなってしまっています。

バレンタインマジックが私にも炸裂というところでしょうか。

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