投票の方法:どこに投票したらいいのか解らないときには
どうも皆さん久しぶりです。
SNSやオフラインでの活動にかかりっきりになり、ブログはほったらかしになっておりました。
しばらく休んだブログに、まず最初に何をか書こうとか考え始めるときりがないので、どういうわけか選挙の話題を書いてみます。自分でも、なんでやねんと思いますが。
投票率がものすごく低くなるとの話を聞きまして
現在、選挙の真っ最中(投票してくださいの最中)なのですが、投票率がものすごく低くなるのではないか、と予想されているそうですね。
投票率があまりに下がるということは、何処が選挙に勝つかに関係なく、このブログをお読みになっておられるような方々には益の無いことだと思います。投票率が低いと、自動的に投票する傾向のある人の方向だけを向いた政治になりがちだからです。
かつて高知県だったかの知事がこんなことを言っています(うろおぼえ)。県の未来のことを考えると子供のためにサッカー練習場を作った方が良い、でも選挙に勝とうとおもったらゲートボール場を作らないといけない。
投票率が下がると結果的に、田舎とジジババと圧力団体の方を向いた政治になりがちです。なお、地方や高齢者を無視しろって言っているわけではないことには注意してください。本当はサッカー練習場を作らないといけないんじゃないの?と思っているのは、若い人だけじゃないですよね。
イメージしにくいひとは、21世紀のテレビ放送の主要コンテンツが昭和の歌謡曲という悲惨なオワコン状態であることを思い出してください。一部の人たちを除く投票率(テレビでは視聴率)が下がっていることで、政治もあのオワコン状態になってきているのです。
選挙に行け行け言うだけでは不十分ではないか
そういうこともあり、選挙に行かなきゃダメだとは良く言われます。でも、行きなさい行きなさい言うだけで十分でしょうか。
何処に投票したらいいのかよく解らないとか良く聞きませんか。よく解らないから投票に行かないというのもあると思うのです。
投票先が決められないのは、その人の問題にされがちだとは思います。しかし、今の世の中はいろんなことが複雑になりました、世の中が複雑なのに数えるほどしかない政党のどれかを選ぶことで全部の意思表明しなさい、と言われても、そりゃ真面目に考えるほど難しいのではないでしょうか。
投票率が下がろうとも自動的に投票する人達こそ、世の中ってそんなに単純でしたっけ?そんな投票行動でいいの?と思えてこないでしょうか。
意見:「何処に投票したらいいのかよく解らない」と思っているあなたの方が正常かもしれません
しかし、投票率が下がると、投票先が決められないあなたをますます尊重しない選挙になって悪循環です。あるいは、投票率が下がってくれた方が得をする人からすると、悪循環してくれた方が自分たちのためになってしまいます。
思い出しましょう:テレビはオワコンになって良いとしても、政治があれと同じオワコンになったら日本がオワコンになってしまいます
意見:つまり選挙とは、投票率が下がって得をする特定の人達と、それ以外の人たちの戦いでもある
ではどうしたいいか、選挙に行け行け言うだけでは不十分だとうのが私の考えです。そこで、以下を考えてみましょう。
- 誰に投票するか決められる方法
- 自分が投票する価値を感じられるようにする方法
投票の方法
では、ようやく本題です。
投票の方法(1):自分の一票の価値を最大化
- 自分の選挙区の立候補者一覧を取ってくる。ネットで検索すればすぐ見つかりますし、何も知らずに投票所に行っても候補者一覧があります。
- 自分の投票行動により結果が変化しない立候補者を除外します。組織票などにより必ず当選する候補を除外、どう考えても落選する候補を除外します。
- すると当落線上の候補だけが残ります
- 当落線上の候補のうち、自分の価値観や自分の思い描く将来像に近い候補に投票します。
これにより、自分の投票の価値を最大化できます。
しかしこれは、ある程度政治が解っている人向けなので、もっと簡単に投票できる方法が次の方法です。
投票の方法(2):投票したくない候補者なら解りますよね
- 自分の選挙区の立候補者一覧を取ってくる。
- 当選してほしくない候補を一覧から除外します、これが今回のあなたの意思表示です。
- 以後は、機械的に実施するのがポイントです
- 残った候補に番号をつけます
- 投票所で時計の秒針を確認し、秒の1の桁からどの候補に投票するか決めます。
この方法は小選挙区で効果的で、迷っている人でも簡単に投票先を決められるようになります。どうしていいかよく解らなくなっている人には一番おすすめだと思っています。
この方法は、結果的に投票したくない候補にマイナス票を投じ、なおかつ投票率を上げる効果があります。
次は、投票先はあるけれども投票する気が起きない場合です。
投票の方法(3):投票の意味を再確認する
投票したい候補は一応居るが、投票しても当選しないのでやる気が出ない場合の考え方の変更方法です。
- 一つ目の方法:選挙区の当選者の出方が変わると選挙区の事情が変わり、将来はあなたの応援している候補が当選しやすくなるかもしれません。ので、当落線上の候補一覧を確認して、将来のためになりそうな候補に入れる
- 2つ目の方法:投票しても当選しないとはいっても、ほとんど票が入らずに選挙が終わる場合と、前回よりは票が増えた場合では、候補者や候補者を応援する人達の今後の活動は変わることでしょう。投票用紙とは「今回は無理だろうけど、でも頑張ってくれ」という気持ちを込めるものだと思いなおす。
また、蛇足ですが、
投票の方法(4):迷わずに投票してる人達へ
- 今の世の中はとても複雑です、迷うことなく投票先を決められると思ったなら、本当にそれでよいか良く考えてください。あなた自身への危険信号かもしれません。
おわりに
「秒針」の方法は、投票先を決められない人によくお勧めしていて好評でした。困っているならあなたもどうぞ。
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