計画停電の件：日本がかっこよくなるチャンス到来

地震で電気が足りなくなった件について

◆電気が不足

地震の前から諸般の事情で発電所を止めることがあったらしく（運が悪いですね）、発電能力の余裕がなくなっているところに今回の災害で発電所が停止してしまい、電気が足りなくなってしまったようです。

結果、「計画停電」が行われることになりました、まるで途上国のようです。

現在、停電を行う地区の割り当てが発表されましたが、なぜか「東京22区（荒川区を除く）」は停電の計画に入っていないということがわかりました。荒川区ネタは当分流行りそうです。

◆まだ試合は終わっていない

電気が足りないとはどれくらい足りないのでしょうか？

○３月１４日の需給予測
　需要想定　４１００万ｋＷ（１８時～１９持）
　供給力　３１００万ｋＷ

以上は、停電のお願いで東京電力が公表している数字なので、慎重な（悲観的な）数字が出てきているのではないかと思う次第ですが、それを差し引いても確かに停電したくなるような数字の落差があるようです。

無理に送電を続けて、突然大規模停電になるくらいなら計画的に止めようというのが今回の計画です。

ですが、まだ試合は終わっていません。電気が足りなければ節電すればよいのです。

すでに節電の呼びかけはなされていますが、もし仮に、予想を上回るような圧倒的な節電が行われた場合、計画停電は実施しなくても良くなる可能性があります。

これは、東京付近全員参加の節電ゲームが開始されたと考えて、日本がかっこよくなるチャンスが到来したと考えてみてはどうでしょう。

60Hzの地区に住んでいる人は節電しても効果がありませんが（残念ながらそうなんです、周波数が違うので・・）、50Hz地区の人は全員参加できます。

もし、感動的な節電が行われて計画停電が撤回されたら、まさにレジェンド。俺たちすげー、日本かっこいい、となります。目指してみる価値はあると思います。