携帯電話11月の純増数:各社横並び
遅くなりましたが、携帯電話の11月の純増数についての記事を投稿します。
今回も短縮版です。
◆まずは答えあわせ
まずは結果の数字そのものと予想投票の答えあわせをしたいと思います。
11月の携帯純増数
-docomo 5万5600
-KDDI 6万9200
-SBM 8万7500
-EM 7万500
-WILLCOM -3万2200(PHSのみ:-3万8400)
-SBM > DoCoMo > EM:5票 (26%)
-SBM > EM > DoCoMo:7票 (36%)
-EM > SBM > DoCoMo:3票 (15%)
-EM > DoCoMo > SBM:0票 (0%)
-DoCoMo > SBM > EM:4票 (21%)
-DoCoMo > EM > SBM:0票 (0%)
正解は、
-SBM > EM > DoCoMo:7票 (36%)
でした。
◆各社の数字が拮抗
今月もソフトバンクが一位でしたが、携帯四社の純増数が近い数字になっています。一位のソフトバンクから今月は四位になったドコモまで、わずか数万しかありません。まず全体としては、各社頑張って無難な数字を作りました、ということなのではないかと思います。
ソフトバンクは今月も他社からあと少しで一位となりましたが、もはや恒例行事です。
イーモバイルはPocket WiFiが好調だったりしたようですが、イーモバイル的には好調な時の数字に留まり、結局二位です。見たことが無いような数字にはなりませんでした。おそらくソフトバンクを追い抜くには「イーモバイルとしては見たことが無いような数字」になる必要があるでしょう。
またウィルコムは良くない数字ではあるにせよ、ここしばらくと同じ数字が続いており、マイナス4万から3万まで戻っています。こちらもしばらくはこの感じが続きそうです。
◆気になる数字
純増数以外で「気になる数字」がどうなっているかを見てみましょう。
まずソフトバンクの「関東集中」ですが、傾向はまだ続いています。
-SBM(全国) 8万7500
-SBM(関東) 5万7900
また、ソフトバンクはフォトフレームを盛んに売り込んでいますが、純増数もフォトフレームに依存していることがわかります。
-通信モジュール 4万8600
上記の数字はほぼフォトフレームの純増数であると考えられるため、純増数の過半はフォトフレームだったことになりそうです。
フォトフレームについては色々と言われていますが、私は意外と建設的な結果となるのではないかという気もしています。これについてはまた別に記事が書ければと思っていいます。
また、いろんな意味でソフトバンクの今後に影響が出るであろう「第二世代の巻き取り状況」ですが、どうやら綺麗な巻き取りは絶望的な状況です。
-SBM(2G) 87万9200
12月から3月まで、残りたった四ヶ月ですからこの数字を綺麗に巻き取るのはかなり困難です。少なくとも10万以上、下手すると現在の数字の過半数の数字が三月末になっても残っているような状況すら考えられます。プリペイドなど巻き取り不能な数字が多かった場合にはそうなるでしょう。
おそらく三月で純減として処理しないのでしょうが、しかしもしそうならそうでその後に向けての純増一位キープへの重荷になるはずで、まあ難しい状況は続きそうです。なんだかんだでそれでも一位を死守しそうな気はしますが・・
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