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ボーダフォン、「インドで最も失礼な企業」に選出される

どうもです。

お盆も結局忙しいだけでありまして、ブログの更新もままなりませんでした。

まだブログを更新できる感じでもなかったりするのですが、あまり間をあけるのもよろしくないだろうと思いまして、どうでもいいネタでの更新をまずしておきたいと思います。


◆(ほとんど)誰も擁護しないボーダフォン日本

このブログは携帯電話関係の話題をよく書いておりますが、時には何かをあるいはどこかのキャリアについて褒めない感じのことを書かないといけない事もあります。そうなると、どなたかがご気分を悪くなされるような事もあったりします。結果、何か書きにくい話題というのも出てきたりします。

電話会社については、時流に乗っかって褒めるところとそうでないところを決めて書けばそういうことにならないのですが、残念ながら時流の感じを疑っているようなところがありまして、なかなか書く前に悩んだりする事もあります。

しかしながら、そういう悩みがあまり無い対象があります。それは何かというと、今はもうない「ボーダフォン」についての話題です(ボーダフォンが無くなった今になってから、ボーダフォンについて書くというパターン)。

だからといって何でも書いて良いと思っているわけでは決してありませんし、それどころか、「ドコモがこれまで唯一本気で警戒した相手」はボーダフォンなのではないかとも思っていて、再評価のような事も本来必要なんじゃないかとも思う次第です。

ですが、何となく「全般的に不評な感じ」で日本中割と合意してる感じがあるような気がします。

ボーダフォン日本の失敗については、「日本市場の特異性」によって語られる事が良くあります。納得の行くロジックですが、これが正しいかどうかについては本当は「日本以外ではどうなのか」ということについて調べる必要があります。

そういうことを考えておりまして、それで気になったニュースについてです。

◆ボーダフォン、インドで最も失礼な企業に選ばれる

そしてようやく今回の話題です。ボーダフォンはインドにも展開しておりまして、そのボーダフォンインドに関する話題です。

「最も消費者に無神経な企業」が明らかに:インド
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/080819/22215.html

インド政府系列の調査機関が行なった「消費者に無神経で不便な国内ブランド一覧」にて、インドの通信大手ボーダフォン(Vodafone)と衛星放送大手タタ・スカイ(Tata Sky)、そしてインターネットプロバイダでオンラインショッピング大手のシーフィー(Sify)が「リスト上位」にランクインした。

まず注意すべきは、この調査自体が信頼のおけるものかどうか解らないということですが、その点は置いておいて記事を書き進めます。

「タタ」っていうのは、インドの二大財閥の一つでして、最近だとタタ・モータース(財閥の自動車部門)が27万円の自動車を販売すると言って話題になっていたりしたところです。ああ、あのニュースの事か、と思っていただけると幸いです。

で、ボーダフォンなんですが、どうも「ぶっちぎり」で不評さが一位のようです。

「消費者に無神経で不便な国内ブランド一覧」リストに挙がった企業は次の通り。()内は苦情が寄せられた件数。

1(210):ボーダフォン(Vodafone)
2(45):タタ・スカイ(Tata Sky)
2(45):シーフィー(Sify)
4(10):デカン航空(Air Deccan)
5(11):サハラシティ不動産(Sahara City Homes)
6(17):クラブ・マヒンドラ・ホリデー(Club Mahindra Holidays):リゾート業
7(6):ディスカウント・プレミアクラブ(Discount Premium Club):リゾート業
8(6):オマックス開発(Omaxe Developers):不動産
9(2):ヴィーアン建設(Vian Infrastructure):建設不動産
10(2):スターリング・リゾート(Sterling Resorts)
11(15):インディゴ航空(Indigo Airlines)

ダブルスコアどころの騒ぎではありません、2位を4倍してもまだボーダフォンには届きません。

一覧を発表したのは、オンラインで寄せられる消費者の苦情実態を調査する政府認定機関のConsumer Online Resource & Empowerment (CORE)。「消費者の苦情に対応せず改善努力を怠った」としてブラックリストに名前が挙がった企業は計11社。

中でも「最高」の評価を受けたのはボーダフォン。合計210件もの苦情が同機関に寄せられたが、いかなる措置もとられておらず、回答もないという。続くタタ・スカイとシーフィーでは、共に合計45件の苦情が寄せられ、それに対する処置も皆無だという。

210件というのがどういう基準なのかさっぱりだったりしまして、ボーダフォン以前にインド自体がどの程度大丈夫なのか解りかねるところもありますが、

・実際に苦情が多い
・お上が何らかの事情で苦情が多いことにしたい

のどちらかが事実であろう事は予想がつきます(調査方法が根本的におかしい、というようなことも考えられますが・・・)。

後者ならば、インド政府恐るべしということになります。インドではあらゆる予測不能な事がさも当然のように起こりますから(常識というものをインドに対して当てはめてはいけません)、この調査が最初っから最後まで完全なインチキだったとしても何ら不思議ではありません。

前者ならば、インド人も日本人と同じような目にあっている可能性があるって事になります。よって、日本からの撤退についても、日本の固有性の問題ではなく、ボーダフォンはそもそもが失礼なところであって、日本人は失礼に敏感なだけだったということかもしれません。

ボーダフォン日本時代に面白くない思い出のある人、インド人はあなたの仲間かもしれません。

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コメント

いつも楽しく読ませていただいてます。
私はウィルコムユーザーですし、AirH"時代から小さいながらもニッチな
営業をしてくれる会社として評価しております。
それ以前はドコモユーザでして、まだ携帯を購入するときに10万円近くの
保証金を取られていた時代からのユーザでしたから乗り換え時は悩みました。
最近の携帯キャリア各社の動向を見ていると、頑張っているようでいて
実はやっぱり競争にしか目が行ってない感じがしてしまいます。

営利企業なのですから市場競争は当然なのだと思うのですが
イマイチユーザを置き去りにしている感が否めません。
しかし、キャリアの抱え込んでいるユーザも、せっかくMNPなどがあったにも関わらず
自分の気に入ったキャリアを批判されると、お怒りになられる方が多いようですね。

この様なブログを続けられる以上、キャリアの特性としての動向を
ある種批判ともとられてしまいそうな指摘は仕方がないと思いますし、
読者としてはそれを期待している向きもあるので、言葉を選ぶ作業も大変でしょうが
頑張って続けて欲しいものだと思っています。

投稿: | 2008/08/20 16:50

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