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中国は独自の第三世代(TD-SCDMA)以外を締め出さない?

すこしだけ。


中国、第3世代携帯電話の免許発給時期を発表
http://japanese.cri.cn/151/2008/07/18/1s122304.htm

中国が、第三世代携帯への免許を出すと言う話なのですが、それについて。

念のために再度書いておきますと、中国は2008年になってもまだ「第三世代携帯」のサービスインを正式には許可していません。この他国ではありえない状況は、国策で開発している独自の第三世代技術がまだ完成していなかったからです。

時期については以下のように発表されています。

中国工業情報化省の奚国華次官は17日、北京で「中国の6つの大手通信事業者によって通信体制の改革や調整が行われているが、それが終われば、今年末か来年初めに3G・第3世代携帯電話事業の免許を交付する」と述べ、中国政府としては、初めて3G事業の免許の発給時期を明らかにしました。

「今年末か来年初め」だそうです、2009年頭前後だと言う事になります。ただし、TD-SCDMAについては既に2008年の4月から「試験サービスイン」をしています。よって他の第三世代よりも先行して動いている事になります。

で、懸念されている件ですが、

奚国華次官は、「中国政府は、3Gの技術基準について中立的な態度を取り、現在持っている3つの世界基準(TDーSCDMA、WCDMA、CDMA2000)とも推薦する」と述べました。

表向きのということだけかもしれませんが、とりあえずは国策技術以外を締め出すということは言っていないようです。

もしこのとおりにするとなると、TD-SCDMAはまだ怪しい状態であるにもかかわらず、CDMA2000やW-CDMAは完成の領域にありますので、自然な競争が行われた場合にはTD-SCDMAが敗北する可能性が高くなります。

TD-SCDMAを生き残らせるには、おそらく何らかのインチキをしないといけないはずです。TD-SCDMA以外を禁止するのが一番解りやすく効果的な方法です。しかし、今のところは「公平にします」だそうです。

もしかすると「もう諦めた」のかもしれませんし、別の方法で何らかの保護政策が取られるのかもしれません。

とりあえず本当に公平にするのならば「TD-SCDMA終了のお知らせ」ではないかと思います。

このままだとLTEばっかりの世界になってつまらないので、別の技術が残っていても面白いとは思うのですが、ただ、現状では厳しい状態のようで難しいところですね。

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