台湾のモバイルWiMAX端末、なんと実効速度は2Mbps
少しだけです。
◆遅くね?
【COMPUTEX/WiMAX Expo】台湾Qisda,WiMAX/無線LAN/EDGE対応のスマートフォンを展示
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080602/305762/
台湾Qisdaは2008年6月2日,台湾・台北市で開催されているイベント「2008 WiMAX Expo Taipei」で,IEEE 802.16e準拠のモバイルWiMAXと無線LAN,GSM/GPRS/EDGEの3ネットワークに対応するスマートフォンを展示した。これは台湾政府が進めるWiMAXの産業振興プロジェクト「M-Taiwan」のテスト用端末だという。
台湾は国策でWiMAXに巻き込まれている、というようなことは以前話題にしたとおりであります。
この記事になっている試作端末もどうやら国家プロジェクト絡みのようです。「M-Taiwan」とは何ともそのまんまの名前です。
そしてなんですが、
WiMAXの実効速度は,「現在の端末は2Mビット/秒程度だが,チューンをすれば8M~10Mビット/秒まで出せるだろう」(同社の説明員)という。
なんかさらっと書いてありますが、2Mbpsだそうです。
帯域幅などの条件が書かれていませんが、おそらく10MHz幅か、もしかすると20MHz幅です。ちなみに、UQコミュニケーションズ(つまりKDDIのWiMAX)は10MHz幅でサービスを開始します。
「チューンをすれば8M~10Mビット」ということなので、5MHz幅という事はないと思います。5MHz幅でそんなに実効速度が出ると言い張っているとしたら、法螺だからです。
しかも、速度というのは利用者が複数いたり、電波状態が悪いと低下します。
HSDPAと比較すると、さらにはHSPA+と比較すると実に微妙なことになっている気がします。もしかすると、3.9世代は端末にするのが難しいから、だけかもしれませんが。
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コメント
タイトルをみて
2Mbps?はやい!!とおもってしまいました><
投稿: | 2008/06/03 19:17
もし次世代PHSの実効速度もこの程度だったらかなり (´・ω・`)しょぼーん ですね……10Mbps前後は出てほしいのですよ……(´・ω・`)
投稿: sy | 2008/06/10 21:16