ソフトバンク巻き取り問題:2010/3/11(停波寸前)まで、第二世代のスパボ縛りが残る?
執筆時間がなくなって困っているブログ主です、ブログ書くくらいの生活のゆとりは欲しい。
記事についたコメント(ありがとうございます)から少しだけ記事にします。
難題:ソフトバンクは二年以内(2009年度末まで)に第二世代を停波する義務がある件
http://firstlight.cocolog-nifty.com/firstlight/2008/04/695_2009_00d2.html
投稿の都合上、少し修正補足しました。
(2008年)1月15日で第二世代の新スーパーボーナス受付を終了していますが、考えてみると最悪2010年3月11日になるまではこの割賦金縛りと特別割引の残っている契約者がいるという事になります。とすると、巻取りを行うのであればソフトバンク側が割賦金の免除を行う&特別割引分の還元をしてあげなければ(特に一括払いした契約者に対して)、期限間近まで相当の契約者が残るのではないかという気がします。
あとは、約120万の2Gプリペイド契約者のうち残留した分の移行先。さすがにプリモバイルへ変更できるようになると思われますが…
停波は「2010年3月31日」なので、2010年3月11日というのは20日前ということになります。3月31日を超える可能性があったらかなりのトンマで面白かったのですが(他の条件と合わさると突破するなんてことを見つける人が居れば神、誰か頑張れ)、停波の20日前まで第二世代縛りというのも正直どうかと思います。
ソフトバンクはちゃんと巻き取りのことを考えていないのではないかと思っていたのですが、これもそういう印象を補強してしまう話です。
ソフトバンクはお金(現金)がつらい状態だとおもうのですが、巻き取りというのは何かとお金が出てゆくことになるはずです。その上にもしかすると、割賦金の特例まで出さなければならないのかもしれないようです。これもお金がかかってしまいます。
実際のところ既に第二世代に機種変更したり新規契約したり人はほぼ無視できる状態になっていて、この問題は無きに等しいのならば別にかまわないわけですが、もしそうならば受付自体をもっと早期に停止しているべきはずです。ただでも他社よりも世代移行が遅れているわけですから。
巻き取りだけでそもそもお金はかかるし、第三世代の帯域はホワイトプランで利用者多過ぎ状態、巻き取り問題が第二の「4万6000問題」にならなきゃいいのですが。基地局建設と違って今回は基本的に人と人での事なので「無茶」は比較的効くとも思うのですが、無茶というのはお金がかかるものです。
個人的には期限までの巻き取りは大変なのではないかと思っています。もし期限までの実施をおこなうとしたらソフトバンクは結構な苦労を強いられるのではないでしょうか。
また、プリペのうち移行しない/移行不能な分が出た場合、KDDIがツーカーで苦労しているように、2010年度頭にソフトバンクに「大きな純減」が発生する原因になるかもしれません。
停波、遅らせた方が良くないかなあ?
第二世代を無理矢理にでも早期停波する必要のある自転車計画になっているとか、帯域獲得戦の計画をよくよく考えるとどこかで致命的な遅れに繋がってしまうということでも無い限りは、遅らせた方が良くないでしょうか?
停波を遅らせて困るのは、ソフトバンクというよりも「1.5GHzでLTEをする勝負の計画を作ってしまっている他陣営」になることでしょうし、おそらく(他の可能性を思いつく人が居たら教えてください)。
いや、本当はした約束は守るのが筋だとも思いますし、ソフトバンクのお陰で次世代計画が遅れてしまった陣営(のユーザ)は冗談ではすまないと思いますが。
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コメント
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ソフトバンクはLTEをやるきなさそうですな
最初はHSPA+だって
投稿: | 2008/04/17 23:15
割賦の話は、ソフトバンクが予定通り2010年3月に停波するなら、なんの問題もない話です。逆にそうするために2Gの受付は2008年3月までなのに、2Gの新スーパーボーナスの受付を1月までにしたのでしょう。もっと早く2Gを停波したいなら、新スーパーボーナスの受付はもっと早く停止するとか、そもそも2Gでは新スーパーボーナスを認めないなどの選択肢もソフトバンクにはあったはず。
投稿: | 2008/04/23 07:11