« 717 アメリカの「99.99ドル完全定額携帯」は日本では実施できない件 | トップページ | 716 携帯電話2008年2月純増、「およそ一位」現象が再発 / ウィルコムは純減 »

KDDIのモバイルWiMAX会社の名前がどうも落ち着きません

KDDIのモバイルWiMAX会社の名前が決まったようです。


◆その名も

これまでこのブログでは「KDDIのWiMAX」とか「KDDIの」とか書いてきたところの新会社の名前が決まったようです。

ワイヤレスブロードバンド企画が事業会社化。新社名などを発表
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/21131.html

「UQコミュニケーションズ」

だそうです。

「何でも最初はそういうものだ」というだけのことかもしれませんが、なんともしっくり来ない名前です。そう思うのは私だけではない気がします。

ちなみに、

KDDIが2.5Ghz帯の獲得のために作った「KDDIを薄めた会社」には「ワイアレスブロードバンド企画」という名前があったのですが、当ブログではその名前は使っていませんでした。その理由は「わかりにくいから」、そして「後日とっても分かりにくいだろうから」(後日名称を変更する事は発表されていた)。同じ理由でOpenWinの表記も出来るだけ用いていません。

というわけで「KDDIのアレ」的な表記のままにしておりました。

名前が決まったら今度こそ呼び方を変えようと思ったのですが、これはどうもしばらくは「KDDIのアレ」のままになりそうです。またどちらにせよ、毎回書くには名前が長いので困ります。

「悠久」を意識した名前なんじゃないかという気もしますが、サービスが上手く行かなかった場合(インフラが)「遊休」とか言われそうな気もします。


◆サービスインのスケジュール

記事から引用すると

基地局の数:
2008年06-09月 300局
2008年10-12月 300局
2009年01-03月 400局  計1000局
2009年度 3000局 計4000局

エリア:
2009年2月 東京23区および横浜市などで試験サービス
2009年夏 東名阪地区へとエリアを拡大/商用サービスを開始
2009年度末まで 政令指定都市
2010年度末まで 全国主要都市

予定ARPU(利用者の平均支払額) 3200円

韓国のKT、北米のSprintとローミングを検討

購入先(ただし2008年度分):
屋外基地局 富士通とサムスン電子
屋内基地局 サムスン電子
アクセスサービスネットワークゲートウェイ装置 日立製作所
コアサービスネットワーク装置 CTC(伊藤忠テクノソリューションズ)

一年後に試験サービスのようですね。というわけで少なくともあと一年はまだ結果待ちのようです。また、一年経っても基地局は1000局のようです。

モバイルWiMAXの基地局は携帯に比べて設置が容易だとされていますし、KDDIはツーカ跡地のリサイクルもするので建設は比較的容易なはずです。KDDIは予算を抑制している計画のようですが、それでも怠けた計画で1000局ということではないでしょう。携帯電話の基地局を46000局にするといった孫社長がいかに無謀だったかよくわかります(そしてドコモの基地局の増加がいかに異常か)。

ドコモのLTE(Super3G)のサービスイン開始は2010年との発表がありましたので、ドコモがLTEを開始する頃には「全国主要都市」でサービスインしている事になりそうです。ただし、予定通りだった場合ですが。モバイルWiMAXのLTEに対する先行分がこれで明らかになりました。

韓国KTおよびアメリカSprintとのローミングを検討しているようです。しかしKTはWiMAXではなくてWiBroなので実は技術的に少し異なっており、エリアが酷いので契約する人がとても少ない状態のようです。そして、Sprintはサービスインするのかどうか良くわからない状態です。

世界最小の基地局を作ったと発表していた富士通が選ばれている他、以前からKDDIと取引があるサムスンと日立も選ばれています。ただし2009年以降は別のところを選ぶ事もあるそうです。WiMAXなんだからどこから調達してもいいはずじゃん、だそうで。


◆当面はUSBやPCカードだけ

最初は携帯電話(CDMA2000)との融合を目指していたはずのKDDIですが、どうやら違うようです。

当初はPCカードやUSBによる提供になるが、UMPCやMID(Mobile Internet Device)、組み込み端末などオープンな端末をターゲットにしていく」とした。

「当初はPCカードやUSBによる提供になる」とのことです。一番面白くない提供方法です。そして、この方法ならば当初問題になるであろう消費電力の問題についても気にせず済みます。

そして、その次の予定として出ている「UMPC」についてはつまり、インテル様が標準対応させたハードを作らせるはずだからという事のようです。

携帯の通信方式と融合させる最初の話はどこかへ行ってしまいました。

また、

Sprint NextelのWiMAX事業に関しては、「立ち上げの遅れなどの話が出ているが、引き続きWiMAX事業を展開する考えだと聞いている」と述べた。

ツッコミを入れた記者が居たようですね。もはや「立ち上げの遅れ」なんてものではないとは思うのですが、立場上はそのように答えるしかないようですね。

|

« 717 アメリカの「99.99ドル完全定額携帯」は日本では実施できない件 | トップページ | 716 携帯電話2008年2月純増、「およそ一位」現象が再発 / ウィルコムは純減 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/41683/40374180

この記事へのトラックバック一覧です: KDDIのモバイルWiMAX会社の名前がどうも落ち着きません:

« 717 アメリカの「99.99ドル完全定額携帯」は日本では実施できない件 | トップページ | 716 携帯電話2008年2月純増、「およそ一位」現象が再発 / ウィルコムは純減 »