716 携帯電話2008年2月純増、「およそ一位」現象が再発 / ウィルコムは純減
忙しすぎてしばらく更新が止まっていました。
◆携帯電話の2008年2月の純増数が発表される
まず結果を掲載します。
・ドコモ 4万3700
・KDDI(AU+ツーカー) 20万1200
・AU 24万9900
・SBM 22万8100
・EM 4万2800
・ウィルコム -2万9400
携帯の契約の数は全体で1億を超えているわけですが、まだまだ増えています。不自然な現象に思えますね。二台持ちとか塩漬けの数でそうなっているのでしょうけれども、そんな不自然な事はいつか続かなくなるわけで
。各社相当に無理をしての数字なんでしょう。
◆「およそ一位」が再発する
SBMが少しリードしつつあり、ドコモの年末の無理が終わったので、しばらくは安定した順位になるのではないかと思っていたのですが、また「およそ一位」が再発してしまいました。今月も自称一位が二つということになりました。
・KDDI(AU+ツーカー) 20万1200
・AU 24万9900
・SBM 22万8100
AUは「2月はAU(限定)が一位」と言い、ソフトバンクは「ソフトバンクは10ヶ月連続一位 ※ただし携帯事業者での総計」となりました。またややこしい事になりました。
ツーカーは確かにKDDIグループなのですが、ツーカーの純減が全てAUの純増に直結しているわけではありません。ですから、合算しないほうが自然であるともいえます。ややこしいです。
というわけで今月も「およそ一位」が二つという事になってしまいました。
SBMはこれから「ホワイト学割」の効果が出てくるでしょうし、「KDDI」についてはツーカーが三月末で停派します。
ツーカーはまだかなり沢山残っていますから、KDDI全体では大幅純減になってしまい、もしかするとこういうとんでもない事になるかもしれません。
KDDI(AU+ツーカ)<全キャリア<SBM<AU
「超およそ一位」現象とでも呼んでおきましょうか?
◆ドコモはやはりそのまま、ウィルコムは純減
ドコモですが、予想したとおり年末の好調は一時的なものだったようで、二月もあまりよくない数字のままです。しかし、純減していないのが私には驚きです。
また、イーモバイルは少しだけドコモに負けました。先月、ドコモは「イーモバイルにも負けた」と騒がれましたが、今月はそれはなかったようです。しかし、元の契約者数が最大のところと最小のところで競っている事自体が、ありえないことです。契約者数が多く、市場が飽和していると解約の効果が大きいからです。この結果はドコモが健闘している(あるいは相当に無理を重ねている)と言えるのではないでしょうか?
ウィルコムですが、残念ながらまた純減になってしまいました。この数字は二月の数字ですが、三月からは新端末が投入されていますし、新端末は好評のようですから、来月こそは「伝統の低空飛行」に戻っていただく事にしましょう。
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