北米700Mhz帯:次世代PHSやiBurstを北米に売り込もう、というネタ
一応書いておきますと、基本的にネタです。
◆北米700Mhz帯の「重要でない部分」
北米700Mhz帯についてはベライゾンとAT&T、あるいは今後のブロックDの行方が大事なところです。さらには、全国帯域を取ったらしい新規がその後何をするか、程度でしょうか?
基本的にそれ以外の弱小は大勢には影響は与えないはずです。地域限定の独自サービスで生き残れるか、さもなくばそのうちに結局ベライゾンやAT&Tなどに帯域を売りわたすことになるか、という程度でしょう。彼らが大勢に影響することは基本的に難しいように思います(ですよね?)。
そういう意味では、北米700Mhz帯の「重要でない部分」とでも言えましょうか。
しかし、色とりどりの「携帯電話会社」が沢山あるということは、いろんな通信規格が採用される可能性があるということでもあります。基本的にLTEくらいしか採用しないであろう大手と違い、いろんな可能性がありえるはずです。
あるいはこうもいえます、大手がLTE(GSM/W-CDMA/LTE)を採用するならば、中小はそこをあえて違う規格を採用する事で「サービスの違い」を作り、それで生き残ろうとするかもしれないと。
◆売り込みに行こう?
まず最初に考えられる選択肢は、モバイルWiMAXの採用です。もともとモバイルWiMAXは700Mhzでの利用も想定されていますし。
ブロックEについては、そもそもLTEで使う事が出来ません。通信に使いたいのならば、最低限LTEのTDDにしなければなりません。あるいは素直にMediaFLOで放送をするのでないのなら、とりあえずはTDD系の規格を採用しなければなりません。
考え方によっては、いろんな規格が実際に使われるチャンスが生まれたということにもなります。ただし、小規模にですけど。
そこで思ったわけです(ここから「ネタ」です)。
・モバイルWiMAXを採用するところはあるのでは
・IEEE802.20(クアルコムのもの)を採用するところがあってもおかしくは無い(かもしれない)
・IEEE802.20(iBurst)を採用することだってできなくはない(かもしれない)
・次世代PHSを採用することだってできなくはない(かもしれない)
#それぞれ700Mhzで使えるようにできるのかどうかわかんないですが。
可能性は低いでしょうけど、なんとかどこかに採用して欲しいと思ってるところにとっては(例えば、実力に比べて採用例が無さ過ぎる802.20とか)、チャンスかもしれません。
また、GSM/W-CDMA/LTEだとしても、モバイルWiMAXだとしても、大手に採用してもらうのが難しい基地局メーカにとってチャンスかもしれません。
変わり者の金持ちが落札している事だってあるでしょうから、あらゆる可能性があります。想像もつかないような意味不明な用途に使われる事だって考えられますから。
そのうちに正式発表される落札結果を眺めて、落札結果の「重要ではない部分」をもう一度よく眺めて、その部分で何が採用可能かを考えてみるのも面白いかもしれません。
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