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742 短い記事:携帯の3.9世代以降である意味確実な事が一つ

事情により短い記事です。

面白い?記事はもうしばらくお待ちください。


◆「解らないこと」を念を押す

話の流れのような感じで、モバイルWiMAXについて稚拙ながら色々と書いたりすることになっています。

今のところこのブログではモバイルWiMAXに厳しい意見を書いている感じになっている(読んでいる方からすると)のではないかなと思います。

しかしながら何回か念を押しているとおりに、モバイルWiMAXの評価バブルについては「怪しいぞ」ということは色々書きましたが、モバイルWiMAX自体が将来どうなるかという点になると解らない事が沢山あると思っています。

20世紀に作られた21世紀に関する映画を見ると、ほとんどの場合「二大超大国」が継続中になっています。時にはちょっと考えてみた独自の未来になっていることもありますが(例えば日本が世界を席巻しているとか)、とりあえず当たっているものを見かけることはありません。

2015年にはTD-SCDMAが世界に君臨している、なんて予想をすると完全にアホ予想ですが、しかし、変な事が予想外の連鎖反応を起こしたりして平気でそういうことにもなってしまう事もありそうなのが「現実」の恐ろしいところです。

そしてまた、そういう「思ったとおりにならない」というところが「現実」の面白いところでもあります。


◆しかし割と可能性の高い事

しかし、割と可能性の高い事もあったりします。携帯端末が無駄に高速に通信するのが常になると、電池屋は儲かるだろうということ。

モバイルWiMAXにせよLTEにせよ、従来の方式よりもかなり電力を使う事になると思われるためです。消費電力のうち信号処理が複雑になったために発生する無駄な電力については改良で減ってゆく事も考えられますが、高速通信は本質的に電気を使う面もあります。

AUがcdmaOne(第三世代の手前の技術、という呼び方にしておきましょうか?)をサービスインしたときには、電池が持たないということが良く言われたそうで、初期FOMAでは、朝に満充電だったのに帰宅するまで電池が持たなかったなんていう話もありました。

その後、電池屋さんがパワーアップに励み、回路(チップ)を作る人が省電力に励み、それが何年も続いて現在のFOMAでは電池持ちについては問題の無い状態になりましたが、こういう感じの一連の努力をもう一回繰り返す事になる「かもしれない」ということです。もし、次世代通信技術が前面に出てフルで使われるようになった場合には、そうなるかもしれません。

ただしこれも、次世代通信技術が単独では用いられずに補助的な存在で裏方的な存在に留まるような場合とか、次世代通信技術だけれど高速な通信はしないような使い方ばかり流行った場合にはこの限りではないかもしれません。

とりあえず、「実験ではモバイルWiMAXはこんな凄い速度を出しました」というのを今現在実際にやろうとすると、そんなのモバイルできねえよ、という端末形状・サイズになり、なおかつ鬼消費電力で途方にくれる事になると思います。しかも、超高速通信に見合っただけのコンテンツの処理を行おうとすると、その処理も電気を使って熱を出します。

コンセントにプラグを刺せば問題は解決しますが、それではモバイルの意義が台無しです。

道を阻むものは電波帯域の有限さだけでもなく、高速化技術だけでもなく、消費電力でもあります。どうしても電池屋さんの努力にも頼ることになります。

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