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726 イーモバイルがホワイトプランに対抗する音声プラン発表、「孫社長 VS 千本社長」がとうとうはじまった?

最初に断っておきますが、発表直後の情報不十分+理解不十分な状況で書いている記事ですのでご注意ください。


◆イーモバイルの音声プランはホワイトプランにぶつけてきたらしい

私が料金コースを誤解していなければ、こういうことだと思います。対ソフトバンクな感じがとてもします。イーモバイルの後ろの方がむやみに長いですが、これは記事後半のための前フリですのでご容赦ください。

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ソフトバンク:
基本料金(ホワイトプラン) 980円
+パケットし放題 980~4200円

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イーモバイル:
基本料金 0円
+24時間定額 980円
+パケット定額 1000~4980円


+隠れ基本料(パケット基本料) 315円
+ドコモローミング 105円
+端末故障サポート 315円
+明細発行 105円
+2年契約端末割引の場合 1000円
など
初期費用(端末代など)が高い
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980円が偶然一致する事などあり得ないわけでして、これはホワイトプランにぶつけてきたということでしょう。

イーモバイルのプランはこうやって考えられたのではないかと思います。
・まず、「基本料金0円」を最初に設定した。
・次にホワイトプランを意識した980円の定額にした。980円では料金に差がつかないが、24時間定額。
・パケット定額もソフトバンクに似せた
・そこからオプションや初期費用などで実質の支払額を上げる方法を考えていった(そう、よくよく考えてみるとかなり支払う事になるのですな、実は)。パケット定額料金もソフトバンクよりも微妙に高い。
・ただし通話料金は安い(対固定・対携帯)

「基本料金0円」をテレビでガンガン流し、「980円で24時間通話定額」でホワイトプランを打ちのめす。でも支払いはそういう印象よりも結構高くなるように工夫した。こういう感じではないかなと。

また、素のホワイトプランと勝負して微妙だということは、ホワイト学割とは勝負にならないということでしょう。ホワイト学割は学生限定でしかも期間限定ですが。ただし、「24時間定額」は明らかな差ですが。


◆孫社長の「米は飽きた」を思い出す件

ソフトバンクはホワイトプランの発表の時にこんな事を言っていました。

SBM、新料金「ホワイトプラン」発表 - 付帯事項が一切無いシンプルな体系に
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/01/05/380.html

「私は社内に向けて、冗談で、パン食主義だといっている。※印でずいぶん苦労して、米アレルギーになったからだ(笑)。今回の料金プランはとにかくわかりやすいことを心がけた。30秒21円の料金に関しても、ホワイトプランか苦手とする不特定多数の人に使っていただくために、料金を引き下げるオプションを用意することも検討した。だが、スタート時点ではとにかくシンプルにし、付帯項目を無くすことを優先した」と説明する。

また、「どの料金プランが自分にあっているのかを窓口で相談するのに30分程度かかっている。ホワイトプランでは、多くの人に最適であることを考慮したものであり、相談時間を短くできるメリットもある」などとした。

孫社長は、「正真正銘のシンプルな料金体系。別の付帯事項によって、ひっかけがあるとか、裏があるものではない」と断言した。

「※印でずいぶん苦労して」というのは、「実はメールを使うために別の基本料金が必要です」のような感じの付帯事項=※が沢山あるということで、パン食と言っているのは「※」は「米」に字形が似ているということでの冗談です。

この発言は、ややこしいとツッコミを受けたゴールドプラン(ホワイトプランの前に「0円」を連呼して国に叱られて無くなってしまったプラン)を受けての発言だったはずですが、なんとまあイーモバイル相手にも効果のある発言かもしれません。

携帯他社からすると、ホワイトプランっぽいものがもう一つ出来たということになるのではないかと思います。イーモバイルはエリアの問題もありますから、当面はむしろホワイト学割の方が恐ろしいのではないでしょうかと。


◆「孫社長 VS 千本社長」がとうとうはじまった

これまでしばらくはイーモバイルはデータ通信だけでしたから、他社とのあれこれは限定的でした。

ですが、今回の音声サービスの開始と、思いっきりソフトバンクに勝負を吹っかけている料金プランの発表で、携帯大手三社との競争に突入します。

特にこれまでは孫社長とは何も衝突は無かったわけですが、今日を境にして状況は全く変わってしまいました。孫社長が何とコメントするかに注目かもしれません。「孫社長 VS 千本社長」で騒動があるような気もしてなりません。

ウィルコムはまだこれから後出しが出来る状態です。しかも、3880円定額はデータ通信オンリー客限定での改定でした(8xのカードでの契約者)。音声端末系の料金コースについてはまだこれから自由に出来る状態です。イーモバイルの発表を台無しにするようなプランをこれから考える事になりましょう。イーモバイルのサービス開始は3月28日なので、まだ時間はあります。

ドコモとAUについては、安かろう悪かろう(特にエリア面はかなり問題)と判断して静観するような気がします。

孫社長が対抗策を取る場合には、どのような方法を取るかは私にはわかりません。なにしろ孫社長ですので。口撃だけで対処するかもしれませんし、驚くべき方法で対抗してくるかもしれませんし、静観かもしれませんし。全然解りません。

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コメント

すっげえことになったなー。
オラ、ワクワクしてきたぞ!

投稿: TT | 2008/02/25 20:37

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