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2007年9月の7件の記事

787 WX320Kの新ファームが公開停止/WX320KRが一時販売停止

わかりやすいかどうか微妙な記事タイトルではあります。


◆新ファームがなんと公開中止に

新しいファームをまさにリリース直後に入れて、週末には新しいファームについて記事でも書こうと思っていたのですが、なんだか予想外な事が起こってしまいました。

京セラ製「WX320KR」の一時販売停止 および 京セラ製「WX320K」用バージョンアップソフトウェアのダウンロード一時停止について
http://www.willcom-inc.com/ja/info/07091401.html

つまりこういうことですね。

新しいファームウェアをリリースしましたが、リリースしてみると不具合が見つかってしまいました。というわけで、バグ修正するまで公開停止/新ファーム搭載機(WX320KR)の販売中止をします。


Zero3方面のファームウェアでは、リリース→不具合が見つかりました→再リリース、という展開も何度かあった気がします。正直なところ、WX320Kのファームウェアについても、もしかしたら同じことがあるかもなあとはちょっと考えてはいました。慎重を期すならば、他の人がファームアップしてからしばらく経ってからファームアップする方が良いかもしれないと。ちなみにこういう慎重策はソフトウェアを入れ替える際に定番の判断ではあります。

でも、そんなつまらない事よりもWX320Kを楽しむ方が大事だろうと考えて、真っ先にファームアップさせていただいたという次第でございます。


◆問題点は何?

不具合については、「まれにパケット通信が不安定になる事象が確認されました」とあります。

新圧縮関係に思えてしまいますが、そうだとすると随分とはっきりしない書き方ですし、「新圧縮関係です」と明記してもらえれば利用者が回避策を取れますから、そうではないようにも思えます。他を考えてみると、たとえばスロットダイバシティ関係でなにか問題があって、基地局側からの情報で「全国で時々変な通信があります」という感じで発覚したのかもしれません。
#このような想像をしてもあまり意味ないですが


ちなみに私自身は新ファームにしてから困った動作などは無いため、もし仮に、「問題点が見つかりましたので、急遽旧ファームに戻せるようにしました」というアナウンスがあったとしても、このまま戻さないで使っていると思います(戻さなければ危ないような問題点は無いようですし)。


WX320Kについては、使っていて明らかに困るような事はとりあえず発生していないようですし、まあこのまま再公開を待っていれば良さそうな気がします。ファームアップ祭りを二回に分けて実施できるとかプラスに考えましょうか。

ただし、WX230KRが店頭から一時的に無くなってしまったのは情けない感じかも知れません。ウェブでプロモーションをやっていたりするだけに情けなさ倍増です。


◆不具合

考えてみるとこういう不具合は最近では珍しくなくなってしまった気もします。

いえいえ、ウィルコムの話をしているのでも京セラの話をしているわけでもなくて、世間一般の話。
さらに言うなら、携帯電話にも限定されない話です。たとえば家電とか。

こういう事件があると思い出したりする嫌なリアクション
・防ぐ体制はどうなっているんだ(体制とか言いまくる人)
・モラルはどうなっているんだ
・物を作る人間としての意識が足りない
テレビや新聞が好きそうな言い様です。正直、このレベルの意見はほとんど役に立ちませんので、犬の餌にでもしてください。

昨今の色んな機器はどんどん難しい事をするようになっていますので、搭載しているソフトウェアの複雑さもうなぎのぼりです。よく言われるようなことですが、しょうもないはずの機器のソフトウェアの複雑さが、一昔前に巨大だと言われていたシステムと同じような感じだったりしています。

作る人に「バグ取れよ馬鹿」だけで解決するのは、ある程度の大きさのものまでですが、もうそんなサイズはとっくに突破しています。しかしながら、(昔の大きなシステムと同じように)昔ながらの方法で徹底的に不具合を取るような方法ができるほど予算も無いし人員も居ないし納期は無いし、そもそも作らせる人にはそういう理解が無いこと多いでしょうし。

もしかしたら、携帯だろうが家電だろうがファームアップやり直しはもう普通の行事になってしまい、というか常にどこか問題がありつつ常に定期的にアップデートをしているような状態になってしまったりするのやもしれません。Windowsがしょっちゅう「Update」するのと同じように。

余計な事を考えてしまいましたが、早いところファーム修正して再公開していただきたいと思う次第です。続きの記事が書けないし。

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788 ファームアップしますた(WX320K)

とうとうファームアップが来ました。

(個人的に)待ちに待っていたWX320Kの新しいファームは本日リリースされまして、まさに即座にファームアップさせていただいた次第です。

今回のファームアップは電話機本体だけでファームアップできますので、これまでように難しいことがありません。端末でメニューからファームアップ機能を呼び出して、後は待っているだけです。

また、ファームアップのための通信パケットは無料ということですので、ファームアップがまだの方はぜひどうぞ。ファームアップのやり方については、以前の記事で(不必要に)詳しく書いていますので、そちらをどうぞ。

790 WX320Kのファームアップ方法についてメモしておく
http://firstlight.cocolog-nifty.com/firstlight/2007/09/790_wx320k_1cc7.html


まず今回は、ファームアップ当日の感想的なことを書きたいとおもいます。
どのあたりが変わったか(変わったと思ったか)、わからない人に解るようにするような解説っぽいことなどは次の記事あたりで書こうとおもっています。

まずは今日の熱が冷めないうちに今日の話について書きます。


◆本日の私

上記記事に書きましたが、ファームがリリースされていない状態でも電話機のファームアップ機能を起動する事ができまして、その場合には「更新する必要はありません」と表示されるのみです。リリースされていない時には、まさに何も起きないので安全に"確認"し放題です。

というわけで、

・朝起きる、ファームアップまだ?→「更新する必要はありません」
・始業時刻の9時だけど、ファームアップまだ?→「更新する必要はありません」
・10時、ファームアップまだ?→「更新する必要はありません」
・11時、ファームアップまだ?→「更新する必要はありません」
・お昼休みですが、ファームアップまだ?→「更新する必要はありません」
・お昼休み明けの時間差攻撃で、ファームアップまだ?→「更新する必要はありません」
このあたりでなんとなく、「何かのトラブルで延期だったりして」というような気持ちも発生。ですが、
・あんまり期待してない感じになってきましたが、2時、ファームアップまだ?→あ!これは!

何やってるんですか私という感じですが、とりあえずファームの提供は14時からでした。そしてすかさずファームアップさせていただきました。

まず画面に青いプログレスバーが出てきて、なにやらダウンロードが始まります。二分ちょっとくらいだったでしょうか。

そしてダウンロードが終わると、「これまでに全く見たことのない画面」に切り替わります。画面下部に「BitFone」と表示された画面でプログレスバーがゆっくりゆっくりと進みます。

ちなみに、この「BitFone」というのが冒頭でリンクを張った私の記事内での説明にある、「電話機単体でのファームアップを行うためのソフトウェア」です。このソフトウェアがいわばファームアップ係として電話機の中に居て、こういうときだけ表に出てくるというわけです。

プログレスバーはゆっくりゆっくりと進み、25分過ぎくらい30分前で不意に終了して普通の画面に戻ります。先の記事に書いたように「ファームアップは時間がかかるので要注意」というわけです。もちろんその間は電話がかかってきても受けられませんし、途中でやめることも出来ません(のはずです)。終わるまで待ちましょう。

そして終わるわけですが、「ファームアップ終わりました!」みたいな表示とか、いかにも新しくなりました的な表示も無く、単にいつもどおりの画面に戻るので、最初「これって本当にファームアップしたんだろうか」と思えたりします。しかしそこでOperaのメニューに入ってみると、しっかりと新圧縮サービスの機能が追加されているのであります。確かに新しくなっております。


◆新高速化サービスとか

新圧縮サービスは確かにちょっと速くなっている感じです。そして、設定をいろいろ変えてみた結果、大抵は「画質優先」のモードで使う事になりそうかなと思っています。
これまでの高速化サービスでは画質が悪くなるのがわかる感じで、利用するにあたっては悩ましい事もあったわけですが、新高速化サービスは「画質優先」ならば画質は見た目そんなに変わらない状態でありつつ、それなりに快適に出来るようになりました。
#ちなみに「速度優先」にすると、画像のファイルサイズはすごく小さくなりますが画質はすごい事になります。

また、注目のOperaは「Opera7.2EX」となっています。つまり、WX320KRに搭載されているものと同じ最新のものになってくれていました。これはとっても良かった。
というわけで、どうやらOperaは新高速化対応以外でもあちこち改良されているようです。これまで表示が崩れていたウェブサイトや、動かなかったJavaScriptが動く可能性がありますので、まあこれからあれこれ試してみようかなという感じです。

その他の点についても、このファームアップでWX320KRと同等に改良されたようです。京セラが気前良くてよかったです。

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789 WX320Kのファームアップは木曜日(9/13)

私が心待ちにしているWX320Kのファームアップですが、木曜日だそうです。

ウィルコム、拡張版「高速化サービス」を提供開始
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/36227.html

私がまだ使えないのですっかり忘れていましたが、新しい高速化サービスは本日開始だそうです。
最初から対応のWX320KRと、すでに新しいファームがリリースされているWX321Jについては、400%高速化がどのようなものか試せるというわけです。そして記事にはついでっぽい感じでこうあります。

「WX320K」のファームウェアは9月13日に公開される。

というわけで、今週の木曜日にはWX320Kでも新しい高速化サービスが利用できる、ということになります。出来れば、他の色々なところも改良されているといいなと思う次第です。

新しい高速化サービスの詳細については、後ほど説明しようと考えていますが、非常に簡単に説明すると、「パソコンの高速化サービスと同じものを電話機のブラウザにも積んじゃった」という感じのものです。

これまでの高速化サービスは、通常のデータ通信経路のままの出来る範囲で通信の安定化と画像の圧縮化をおこなっていました。しかし今度の高速化サービスについては、電話機と高速化サーバの間で通常よりモバイルに強い新しい通信経路のようなものをつくり、その中で通信をする形になっている(はず)です。
というわけで通信が安定するような事もあるかもしれません。

また、高速化以外にも色々と改良されているはずで、また、"Opera7.2EX"になっているかどうかも気になります。EXは新高速化対応を意味すると思われますので、WX320Kの"Opera7"から"Opera7.2"への変更は何か、ということでもあります。

全ては明後日明らかになります。

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790 WX320Kのファームアップ方法についてメモしておく

現在(執筆時点)ファームアップはまだ来ていないのですが、ファームアップが来たときになすべき事をメモしてみたりします。


◆まだ来ません

WX320Kのファームアップを心待ちにしているのですが、まだ来ませんね。
私はWX320KRの発売と前後して発表されると思っていました。現にWX321Jについてはその通り当日にファームアップが提供されていますから、期待は間違っていなかったはずだったのですが、現時点ではまだです。

ファームアップがすぐに来る前提で記事を投稿するつもりいたので困ってしまいまして、ファームアップが来た後に書くつもりだった事を少し前倒しで書いてみようと思います。


◆ファームアップの説明

ファームアップというのは、電話機のソフトウェアのバージョンアップ作業の事ですが、大まかに言って二通りの形態があるということにしましょう。

・電話機本体ですませられるもの
・パソコンを使って外部から書き換える必要のあるもの

前者についてはつまり端末本体だけで出来るファームアップです。つまり、電話機を何かしら操作するとファームアップをする機能が作動し、圏外でなければ電話機が通信でファームアップのデータを自分で取りに言って、自分で自分自身を書き換えて、自分で再起動したりしてファームアップが完了するパターンです。

後者については、ファームアップのソフトウェアをまずパソコンでパソコン上にダウンロードします。そして、電話機の電源を一旦落とし、パソコンにUSBケーブルで繋ぎ、電話機をファーム書き換え専用モードで起動し、パソコン上でファームアップ用ソフトウェアを起動してケーブルから新しいファームのデータを流し込んでファームアップするパターンです。

京ぽんのファームアップでは基本的に後者ばっかりでした。こちらではパソコンを持っていない人は作業できないのでファームアップを窓口でお願いしなければならない人が居たり、ファームアップ中にトラブル発生で端末が死んでしまったり(USBっていうのはトラブル多いですしね)、まあ色々と難しいところがありました。
しかし、なぜ後者ばかりだったかというと、この書き換え方法だと電話機自体の機能はほぼ停止した状態にできるため、外部からファームをほぼ全て好きなように書き換えられるためでした。

前者については、電話機が自分自身で作業をしますから、自分自身の機能が作動したまま書き換えをしなければなりません。たとえば、新しいファームデータは通信で取ってきますが、ということはその最中は通信機能を動かさなければならないという事になります。またパソコンで作業するのと違ってメモリにも制限があります。大規模に書き換えようとするといろいろと面倒な事になります。

というわけで、京ぽんのファームアップは基本的にパソコンに繋いで、電話機の機能を書き換えモードの仮死状態にさせて全面的に書き換えるということになっていました。解っている人にはそれでも問題なかったわけですが、素人にはかなり難しくて恐い作業でもありました。


◆WX320Kに搭載されているはずの新機能

WX320Kでは聞くところによると、この「ファームアップが難しい」という問題についても改良がなされているようです。というのは京セラが電話機が自分で自分をファームアップするという難しい作業をうまくさばいてくれる機能(ソフトウェア)をどこかの会社から買ってきて電話機に入れているらしいからです。

つまり、WX320Kからは、大抵のファームアップは電話機だけで出来るようになっている・・と聞いています。たぶん・・・今回のファームアップもそういう感じなのではないかと思っています。

Operaの書き換えを伴うファームアップなので大規模な書き換えになりますが、それなのに電話機だけで済むのはこれも進歩なのだということです。

#・・と書いていて、パソコンが必要だったら笑いましょう


◆ところがファームアップ機能がわかりにくいところにある

ところが、ファームアップの機能はわかりにくいところにあります。メニューの中にあるのですが、そう言われて「そんなものあったかな?」と思った人が大半な気がします。

そこで、操作方法を書いてみたいと思いますです。ファームがリリースされていない状態で下記の操作をおこなっても基本的に大丈夫なはずなので、気になる人は試してみてください。

・メニューをひらく(待ち受け画面で真ん中のボタンを押す)
・メニューの機能(Functions)を選ぶ
・[9] その他設定 を選ぶ
・[7] ソフトウェア更新 を選ぶ
・[1] ソフトウェア更新 を選ぶ
・暗証番号を聞いてくるので、端末の暗証番号を入力する。デフォルトは「1234」
・すると「ソフトウェア更新中は端末はご利用になれません」というメッセージが出る
・中央のボタンを押して「継続」を選ぶ
・「ソフトウェア更新が必要か確認します」と表示される
・中央のボタンを押して「開始」を選ぶ
・「端末情報を送信します。よろしいですか」と表示される。
・中央のボタンを押して「OK」を選ぶ

するとファームアップが開始されます。
新しいファームが出ていない場合には何も起きずに「更新する必要はありません」と表示されて、「ああがっかり」ということになります。


◆端末がなぜ念を押すのかを説明してみる

ファームアップの画面に入ってから何か妙に確認されますが、それが何故かを説明します。

・「ソフトウェア更新中は端末はご利用になれません」
これはまあその通りでもあるのですが、なぜわざわざ確認しているかというと、「ファームアップは非常に長い時間かかる場合がある」ためです。もしかすると数十分とか小一時間のあいだ端末はファームアップ動作のままになる可能性があります。そしてその間端末は使えなくなってしまうので、お急ぎの方はおやめくださいということです。

・「ソフトウェア更新が必要か確認します」
これは「やっちゃいますけどいいですか」「大丈夫だと思いますけど、もしかしたらトラブルが起きるかもしれませんがいいですか」というような最終確認です。
基本的に問題なく作業できるはずですが、バッテリーの残りが少ない状態や、電波状態が変な場所でファームアップを開始したりする場合、何か変な事が起きたりする事ももしかしたらありえることではあり、まあそういう場合の覚悟を聞いているのだと思いましょう。

・「端末情報を送信します。よろしいですか」
インターネット経由であなたの端末情報を送信しますが、問題ないですか、と聞いています。理屈の上では、インターネット上であなたの端末情報を盗聴される可能性があるからです。まあ正直、ほとんどそのような事はありえませんので、ブラマヨ並みの「考えすぎや!」という確認ではあるのですが、大人の事情でこういう場合はきっちり確認するのが世間の習慣です。


注意点としては結構時間がかかって、その間電話機は使えない事と、バッテリー残量とか電波状態が変なところで作業しない方が良さそうに思えるという事でしょうか。

無駄な事を知った皆さんは、今日から無意味にこの機能を起動して遊んでください。

ファームアップまだー?→「更新する必要はありません」→まだですか(がっくり)

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791 WX320KRとWX320Tがキャラかぶっていると思える件について

ちょっとだけ書きます。


◆良い写真

WX320KRが発表された際に書いた記事で、WX320KRとWX320Tはキャラかぶりなのではないかと書きました、それについて。

発売日になってようやく店頭にWX320KRのモックが並ぶようになり(どうして事前に置いていなかったのでしょう?)、実際に売り場でものを見てみると、ウェブで写真を見るよりもキャラが被っているように思えました。
売り場では、他の端末に囲まれている中で比較するので、そういう印象をもつのだと思いましたが。

ウィルコムを買う人は端末の中身を良くわかった上で買う人が多いと思うのですが、売り場で見た目の印象で買う人も当然居ます。そういう人にとっては、この二つの端末は似た端末だと思います。そういう意味では、WX320KとWX320KRは全く違った端末であると言えると思います。

しかし、これはブログで書いても伝わりにくいことでもありまして、売り場に行ってみてください、としか言いようがない・・・と思っていたところ、他所のブログでいい感じの写真がありましたので、リンクを張らせて頂きたいと思います。

320KRを観て触ったり
http://tabacici.blog67.fc2.com/blog-entry-300.html

WX320KRの二色とWX320Tの白が三つ並んで写っている写真が上記の記事にあります。

売り場では当然ながらこの近くにWX320Kやnine、WX321Jも並んで置いてあり、それらは全く違う外見ですから、この写真よりもさらに差があるようには見えなくなる、はずです。


◆WX320TRとかWX320KR2とか、WX321JRとか

念のために書いておきますと、以前からWX300Kっぽい端末が無いと言っておりまして、その穴をカバーしうるWX320KRは必要な端末だと思っています。むしろWX320K併売の必要性が私の思うところです。

また、新しい「R」端末があってもいいのではないかと思ったりする次第です。無難に人気が出るデザインは他にも何種類かあるでしょうから、例えばWX320TRとか。WX320KR2とか、WX321JRとか・・

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792 8月の携帯順像数:ドコモに勝ちましたが、減ってしまいました

携帯電話の八月分の加入者数の増減が発表されました。

◆なんとも

まずは結果:
au 20万3000
SBM(ソフトバンクモバイル) 18万8900
KDDI(au+Tuka) 15万8500
ドコモ -2万2900
ウィルコム -1万3900

随分久しぶりな感じですが、ウィルコムが純減してしまいました。
なんでも純減は三年半ぶりだそうで、その間はずーっと低空飛行で純増していたということになります。

ウィルコムによるとJRCの電池回収騒ぎ&販売停止で販売計画が予想外なことになった結果、だそうです。なんだ、貫禄の低空飛行はやっぱり計画的だったんだな、とか思ってみたりもします。

純減してしまっているので嬉しさは少なめですが、いつのまにかドコモに勝っています。ちなみにドコモはPHSの減少分は合算していないので念のため。mova+FOMAで減ったという事です。

ウィルコムのJRC原因説が真実だったとして、もし今月も貫禄の低空飛行だったとしたら、結構喜ばしい感だった気がするので、なんとも残念な感じがします。


◆ややこしい一位

一位あたりについては今年度になってからの新しい傾向が続いています。今月も、

AU > SBM > KDDI

またもやどこが一位なのか解釈次第という困った事になっています。

SBMはCMで犬に「今月もまたうちが一位です」と言わせてしまっていますが、AU単体には負けています。
以前はドコモとAU/KDDIでこのようなややこしい感じでしたが、今度はSBMとAUでややこしい感じです。

ドコモとの場合には、「AUにはツーカーを足すのに、ドコモにはドコモPHSを足さないのか?」という話もあって、さらにややこしい感じでした。

また、MNPではauが他社と差をつけての一番人気の状況はずっと続いているようでして、auの順増数の中身とSBMの順増数の中身は質的に全く違うのではないだろうか、とも思えます。

◆ウィルコム、9月はいつもどおりだとか

ウィルコム方面によると、(本当かどうか知りませんが)9月は基本いつもどおりの状況に戻っているんだそうでして、そうなると来月はまた「貫禄の低空飛行」に戻るということのようであります。

ドコモの調子が戻らなければ、来月こそ三位らしい三位という感じになるやもしれません。微増とは言えど、純減と比べると明暗はっきりですから。

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793 WX320KとWX320KRの併売が望ましいと思えた現象

昨日くらいの話。


◆売り場にて

人と待ち合わせをしておりましたが、相手が来るのが遅れるらしいので、多少うろうろしてみる事にしました。

そういえばウィルコムの新機種(WX320KR)と新色(Advanced W-Zero3[es])が出るわけですが、そろそろどこかの売り場にモックは無いだろうかと思って、うろうろしてみました。
結果、残念ながらどこにもモックは置いておりませんでした。


そういうわけで本来の目的については何ら果たせなかったのですが、売り場で時間を潰していると(時間調整の間)、見てて思った事。


見ているとウィルコムを見に来る人には、いろいろと解っててて見に来ているであろう人もいますが、よく解ってないけど見に来てます、というような感じの人が意外にたくさんいるように見えました。

ウィルコムを好んで使う人は、色々とわかった上で購入している人が多い印象がありますし、売り場でもまあそういう感じでもあるわけですが、そういうイメージとは全く違う人も見に来ているということで、例えば、いかにも頭悪そうな男女二人(すみません)がこれどうよ?という感じで端末を見てたりすることが意外とあるように見えました。

で、そういう人(頭悪そうな)を見ていると、リアクションにパターンがあるように思えました。

一通り端末を触っていって、最後に「これが気になりました」という感じで手に持って開け閉めしたり・通話する格好をしてみたり・ボタンを押してみたりして最後に持って考えてる端末が、

・男の方はなんだか最終的にWX320Kを持ってる事が多い
・女の方は最終的にWX320Tを持ってる事が多い

最初そういう光景を見て、「これはわかりやすい状況だ」と思ったのですが、しばらくして同じことがまたありました。つぎにストレート型ばっかりに興味を燃やしている人と人が居た後、その後また同じことになっていました。

私は一日中見ていたわけではありませんから、その時の偶然だっただけかもしれませんが、それにしてもあまりにもはっきりした男女差に見えました。


というわけで、WX320KR発売後はこれが、
・最終的にWX320K
・最終的にWX320KR/WX320T
という風になるのではないかと思えてなりませんでした。つまり、WX320Kが売られなくなると、何か良くなさそうだと。


◆[es]効果

あと、[es]が(上記と同じ種類の人たちに)こういう感じにみえました、

(変わった端末がありますね)
「なに・・・うわっ!ちょっと、これ見て、これスゲー」
「うわー、すごいね」
とものすごい勢いで興味を持って、しかし値札を見て、でもいいかということで、売り場から離れたり普通の端末に興味が戻ったり。

キーボードがガチャンと出てくるということは、結構ショックのようです。

また、変にでかいストレート端末だと思って文句をたれながら触っている人が結構いて、触っているうちに不意にキーボードが開いて出てくる事が解り、そこから「これすごい」「これ欲しいかも」みたいな事になっている人がおりました。人間知らなければそういうものかもしれないです。

売り場に、「この端末はこうやって開けて使うんだよ」ということが解る、でかいポスターか何かを貼っておかないと、Zero3が何か知らない人にとっては、単なるストレート端末に見えたりするようです。

逆にいうと、アドエスはそこまで小さくなったということかもしれません。

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