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825 まずはWX321Jの印象

前回から引き続いての記事です。

まずは先にWX321Jの印象について書きたいと思います。
結局、私はWX320Kを購入したわけですが、WX321Jを購入していても気に入って使っていると思います。

念のために書いておきますが、私の感想に過ぎないことは忘れないようにしてください。


◆WX321Jの印象

忘れないうちに印象を一通り書いてしまいたいと思います。
肝心な事の前にまずは部分的なことから。


・液晶が綺麗
まず、液晶がとても綺麗でした。
WX320Kと比べると液晶は大きく美しく(液晶ではWX320Kの方が安ものっぽい印象を受けた)、買ったらなにやら表示しただけでうれしいだろうなと思いました。

・矢印キーは位置が変だけど操作性に問題なし
指紋センサの周囲に変則的配置になっている矢印キーですが、店頭でいじっている程度でもすぐに慣れてしまいました。配置が変だと思う人は多いと思いますが、問題にはならないと思います。
むしろキーの操作上問題だと思われるのは、キーが筐体下部に集中している事でして、ようするに落としやすそうだと思った事ですが、これも大きな問題ではなさそうでした。

・とても軽い
実機はサイズは大きめですが(液晶が大きいしストレート型ですから)、とても軽いです。ボタンが下にあってもそれほど気にならなかったのは軽さも原因だと思います。

・指紋センサ
指紋センサについてはWX310Jよりも確実に操作しやすくなっていました。
マウス的として操作する場合には(ブラウザで)さすがに買ったとたんにマウス並みにスイスイ操作できるというわけにはゆかないようですが、買ってしばらく経てば思い通りに操作できるようです(ノートパソコンを買い換えた直後にはポインティングデバイスで苦労するような感じらしい)。WX321Jの特徴的な機能は大丈夫そうです。
いずれにせよすぐ隣りに矢印キーがあるので、組み合わせて使えます。矢印キーでの操作と指紋センサでの操作をリアルタイムで組み合わせて使えるっていうのは新しい操作感なんじゃないかとおもったりします。

・メーラやブラウザなど
メーラやブラウザ、メニューなどは基本的にWX310J(やWX310SA)を継承しているようです。
ただし、動作が高速化していたり、色々と細かいところが沢山改善されているようです。私はWX310JやWX310SAのユーザではないので(使った事はありますけど)、どの辺が改善されているのかは定かではありませんでした。
なんでも、改善されてない点も残っていたりだとかですが、従来不満があった点があちこち改善されているようです。
ブラウザはNetFrontで従来のNetFrontよりもバージョンが上がって改善されているようです。Operaよりも良い点も多いようですが(タブとかAjaxへの対応など)、私には総合的にはOperaの方が優れているように思えました。しかし差があるといっても、比較すれば・・という範囲ではあると思います。普通に使っている分には問題なさげでした。

あと、ベル打ちが出来るようです。一部の方は大喜びでしょう。


WX310Jから引き続いて、機能的に癖がある端末であると感じましたが、機能的には(少なくとも最低限は)無難にはなっていると思ったということです。購入した後にどう思うかはともかく、癖が大問題になる事は少ないと思います。

全体的には、持っていることが楽しそうだなと思いました。

デザインは個性的で、こう言う感じの見た目の個性が好きならば、「ちゃんと選んで買った」という感じがすると思いました。

個性的な外見、大きくて美しい液晶表示、その上に指紋センサでの操作までできます。そしてウィルコム特有の機能が乗っかっています。

「その電話、何?」
と聞かれそうな端末ってそうそうないと思いますし、そう聞かれたあとに、
「指紋センサ触らせてちょうだい攻撃」
っていう感じになるような端末はなかなか無いのでは。
#他人に見せるために持つわけじゃないですが、例として解りやすいので。

さらに、そもそもウィルコムそのものの個性を備えているという点もあわせて考えると、

なんか俺、面白い端末持っててて楽しい。

という意味では非常にすばらしいと思いました。


WX310J(前の機種)の場合には、カメラがついていないとか指紋センサの操作性に癖があって矢印キーが無いとかOperaではないとか判断が必要な点がありましたが、WX321Jについてはこれらの問題点は解消したり改善したりして少なくとも無難にはなっています。W-OAMも搭載されました。


逆に単にハイスペック端末だと思って買う人はもう一度他の機種と比べた方が良いと思います。この端末は、スペックではなくて個性の端末だと思いましたので。

一方、WX320Kの方はWX321Jよりさらに実用性に優れる端末に思えましたので(まあ私の使い方ででしょうけれども)、個性よりもさらに高度な実用性を要求する場合にはまた別の判断が必要になりましょう。


というわけで、

この端末の放っている個性的なところ(外観とか固有の機能とか)に惹かれる人は、
「なんか俺個性を放つ端末持ってますよ」的な感じで満足できるのではないかと思いました。

とりあえずWX310系よりも前の機種から乗り換えて不便になる点は無いと思いますので(ただし当然ながら「端末のサイズ」と「形状」は除きますが)、欲しかったらWX320K(や値下げされたWX310系やnineや[es])と比較検討した上で、とっとと乗り換えてしまった方がよいと思いました。

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