832 12月の携帯各社純増数が怪しい+ウィルコム貫禄の低空飛行
今回は携帯ネタです。
◆12月の携帯各社純増数
発表されてしばらく経ってしまっていますけども、この話題です。
12月の携帯・PHS加入者数、各社が純増に
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/32681.html
というわけでこういう数字のようです。
ドコモ 87600
KDDI 297500(AUは479600)
ソフトバンク 97000
ウィルコム 37300
なんでしょうかこの怪しい数字は。
◆怪しい理由
まず最初に(怪しくない)ウィルコムの数字について書きましょう。
ウィルコムは11月よりも持ちなおしています。nineの発売があったこともありましょうけれど、MNP騒動やらソフトバンクの自爆攻撃やら根本的機種不足やらCMとか全然やってないぞ、にもかかわらず、今月も微増です。
感心したり、もうちょっと何とかしてくださいといいたかったり、いろいろな気持ちが交錯しつつ、
「ウィルコム、今月も貫禄の低空飛行」とでも言っておきましょう。
で、本題?の他の三社の話題について書きます。
AUが圧倒的な情勢は変わらないので、この数値は良いとしましょう。身近な人の空気としても、AUにしてすごく繋がるようになって良かったという話ばかりです。
問題は「またもや三社ともに純増」という点です。
10月の結果にも同じコメントをしましたけれども、もはや新規の契約者がどんどん入ってくるような時代ではないですし、MNPが始まったわけですから、「しょうがないから前使っていたキャリアは一番安いプランで維持して塩漬けにしよう」というような携帯二台持ちは確実に減っているはずです。
ウィルコムについては積極的理由や消極的理由で二台持ちしている人が多いかも知れませんが、MNPできる携帯三社については別でしょう。
ですが、三社ともにかなり増えています。
MNPの競争が新規契約の需要をも掘り起こす結果になっているのではないか、とも思いますが、この数字はちょっとどうなのかなと思ってしまうわけです。そもそも大方ではこういう結果は想定されていなかったはずだと思います。
何が起こっているのでしょうか。
どこかのキャリアが何か数字の操作をやらかしているのでしょうか、それともMNP競争の副効果で新規需要が出てきているのか、MNPが始まったにもかかわらず二台持ちする人が多いのか、いずれが原因だとしても気になる結果であります。
というか、こんな展開を皆さんは予想していましたですか?
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