837 10月の純増数が良くわからない結果
はいどうも、疲労してる人がたどたどしく書くブログです。
◆肝心の純増数のことを忘れてしまう
とうとうあのMNPが開始ということで、その後最初の純増数発表が今日行われたようですね。
マスコミでソフトバンクが超絶持ち上げられた直後に超絶叩かれるという訳のわからない展開があり(その間、一週間程度。こんなに浮き沈みの激しい現象が近年ありましょうか)、何でもソフトバンクを超絶持ち上げたその人がそのまんま今はすっかり批判一色というコメンテーターやライターもいるそうでありまして、良心がお仕事より下にあるような事情の人(あるいは生まれつき思慮の足りない人)は大変だなあと思う次第です。
契約殺到でシステムがパンクしたなんていうハッタリもありましたので、緒戦は10月の純増数はソフトバンクが久しぶりに良い感じになるのかな?とみんな思ったわけです。
その次にドコモの社長がマジギレしまして、後日ドコモからソフトバンクへのMNP転出は少ない(MNP黒字状態)ということが暴露されてしまいました。なんだAU独走のままですか、と思ったところに予想外なことに公正取引委員会から雷が落ちまして、世間の話題自体がMNPの形勢そのものからずれてしまったような感じ・・・での発表となりました。
私もソフトバンクの件で興味が脱線しておりまして、純増数が発表されるのだということを忘れておりました。
◆良くわからない結果
結果は中途半端に予想外なもので、
・KDDI 200500(AUは352600)
・ドコモ 40800
・ウィルコム 37700
・ソフトバンク 23800
AU独走は予想の範囲内であるとして、結局ソフトバンクは最下位。しかも以前の記事に書いたとおり、ソフトバンクは現在プリペイドによる見た目の数値の改善が効力を発揮していますので、本当は純減かもしれません。
あらゆる予想でMNPで思いっきり削り取られるはずだったドコモ(私も盛大に減ると思いました)、なぜか純増しています。
そしてウィルコム、逆風といわれつつ、もうちょっとでドコモを抜いて二位達成をやらかしかねないという妙に安定感のある数値です。ウィルコムを選ぶような人はよく考えて買うような人なので、他が騒ぎになっても関係ないことになっているのかもしれません。まさにニッチ獲得という感じでしょうか、それとも偶然でしょうか。もし11月も12月もこの調子ならば安定感は本物でしょうか。
といいましょうか、MNP外のウィルコムはともかく、AUが好調であるにもかかわらず携帯三社が揃って純増というのはなにやら怪しいのではないかと思ってみたりする次第です。このご時世に新規契約して携帯を二台持ちする人は激減のはずであって、原因はソフトバンクのプリペ下駄?それともドコモが何かやらかしているのでしょうか?
感想としてはこのペースでは「MNPで短期間のうちにシェアの大変動が起こる」なんて事はやっぱり無さそうだなと思ったりしました。私もそんなに移動が起こらないと以前の記事に書いていたのかどうかは定かではありませんが、とりあえずそのように思っていました。理由は電話番号以外だけ保たれても失うものが他に沢山あるからという当たり前の理由からです。
派手な発表や話題もいったん止まっているわけですけれども、11月が終わったら今度こそ明らかな結果が出てきたりするのでしょうか、それともこのままでしょうか。11月も今月に引き続き予想が難しいのは確かかもしれません。
ウィルコムについてはどちらにせよ(減るにせよ増えるにせよ)、いつものとおりの低空飛行をしている予感がしますけれども・・・
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ソフトバンクはプリペ携帯の契約数を公表しないからずるいですよね。ソフトバンクはいろいろな面で好きになれません。ただパソコンでもデータ通信定額を始めてくれたらウィルコムから乗り換えるかも・・・。
投稿: ながとも | 2006/11/09 18:40