855 オチのついてるAUの無期限繰り越し
まず外部のニュースソースの紹介から、
au、無料通話分の繰り越し期間を3ヵ月から無期限に変更
http://k-tai.ascii24.com/k-tai/news/2006/06/22/663022-000.html
おっと、この記事を読み終えるまで上記のURLは読んではいけません。
この記事にとってネタバレになっちゃいますので。
◆無期限
「無期限」の話は最初噂で聞きましたので、ガセだと思いました。考えたら解りますが、要するにとんでもないことになりますから。
しかし、ボーダフォンなら実際にやりかねないなと同時に考えてしまったりもしました。
もし繰り越しが無期限になったばあいどうなるかと予想すると、通話料金が「変則的プリペイド」のような感じになると思います。
もし今の料金コースのままだとすると、まず最初はみんなが無料通話分の一番大きいコースで契約します。そして、無料通話を蓄えます。
無料通話が十分溜まったとおもったら、今度は一番安い基本料金のコースに変更し、通話は「溜まった無料通話分」でのみ行います。残り金額が減ってきたらまた一番無料通話の大きいコースに変更・・の繰り返し。
そして通常の通話料金を払う奴は計画の立てられない馬鹿扱い。
「無料通話が50万円分溜まったりしたらどうするのよ」という想像はおそらく間違いで(そういうことを想像した人が多いようですが)、つまり「変則的なプリペイド」みたいになると思います。
まあ、意味もなく多量に無料通話を積み立てる人は出てくるでしょうけど。
これはこれで成り立つ制度とは思うのですが、AUがそんな思い切ったことをする理由はあまり思いつかなかったりします。
◆オチ
しかし、やっぱりというかオチがありました。
繰り越し金額に契約コースごとに決まっている上限額が設定されていました。
というわけで、料金システムの大改革は骨抜きと相成りました。
そりゃそうだろうなと思った反面、一見革命的にみえて重大な制限がついていて意味が無いっていうのは、何かボーダフォンのようです。
ボーダフォンは、あれでありながら「通話無料」とCMしまくっていて、CMを見かけるたびに「それでいいのか」と思いますが、AUも同じことになるのでしょうか。
まあウィルコムも、定額コースで年割と長期割引が使えないわけですが>ぜひ使えるようにしてください。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント