849 Nokiaと三洋の提携中止/AUに「ノキアケータイ」は来なくなった
ちょっと前のニュースですが。
三洋とNokia、CDMA端末合弁会社を断念
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0606/22/news065.htmlから。
◆三洋とNokiaの協力は無くなった
ここでいうCDMAとはCDMA2000とかのCDMAのことです。
三洋とNokiaが合弁会社を作る予定でしたが、それがなくなってしまったということです。
このニュースについて、三洋ピンチの流れでNokiaにまで見限られた見たいなことを言っている人が居ますが、間違いだと思います。
Nokiaが北米向け以外のCDMAを止めることを決定したから話がなくなってしまったのが真実のようです。
Nokia、CDMA事業を縮小
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0606/23/news023.html
ボーダフォンのときもそうでしたが、「日本独自に進化した携帯端末」にあわせて端末を作るのは面倒だということかなと思いました。しかもCDMA2000はノキアのメインではありません。
◆このことによって
クアルコム陣営の端末が減るわけですから、クアルコムにとってはちょっと打撃です。特に、世界のノキアがそう決意したことがダメージです。
北米では生産を続けるようですが、北米はCDMA2000でないとどうしようもありませんから、これはCDMA2000継続の意思ではなくて、北米から撤退しないということだと思います。
三洋の携帯電話については、問題なく今までどおりということでしょう。
ひとつ決まってしまったことは、AUからノキアの携帯が出る可能性がなくなったということ。
ボーダフォンの702NKのような機種がAUにも出ればなあ、あるいは702NKをAUの電波で使えたら究極だなあと思っていた人も居たと思うのですが、
「その望みはなくなりました」
ということだけがこのニュースが皆さんに及ぼす影響でしょうか。一部の人、大いに落ち込んでください。
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