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2006年5月の10件の記事

861 ドコモのFOMAが全機種GSM対応予定、は誰のため?

最近FOMA関係で色々な発表がありますが、その中の一つについて。


◆世界で使えるFOMAへ

将来、FOMAは全機種「GSM」に対応するそうです。
GSMというのは日本以外の世界の大半で使われている「第二世代」の通信方式のことです。
で、FOMAはそのうち全機種が「W-CDMA/GSMの両対応」にするんだそうです。

つまり将来は、ドコモの携帯を海外に持ち出したときにはGSMモードで使えば、ほとんどどこの国でも使えるようになるという事のようです。また、海外でもiModeをサービスしている国があるので、そこでは現地のiModeも使えるとの事。とはいってもあんまり意味無さそうですが。

「世界で使えて自宅が(以下略)」の某キャリアがありますが、世界で使えるの代名詞はこのままだとドコモのものになりそうです。

ソフトバンクモバイル(ボーダフォン)のウリはまた一つ削られます。本当に大丈夫でしょうかソフトバンクモバイル。

◆しかし

全機種対応(あるいは「対応して無いと売らせません」と端末メーカーに言い渡す)というのはドコモらしいやりかたなのですが、問題は全機種対応する意味があるのかということです。

ボーダフォンのときに散々に言われたことですが、日本で使っている携帯電話を(高額の通話料を払ってまで)海外でそのまま使いたい、なんていう人はどのくらい居るのでありましょうか。
実質使わない機能を搭載して他社と差をつけているだけにも見えなくありません。GSM対応がコストアップになるのなら、ドコモ利用者は(またもや?)ドコモの無駄戦略に間接的にお金を支払わされている形になります。

とりあえず、客の側からすると全端末対応する意義は良くわからないし、もし「ドコモは世界で使える!」なんていうCMをどんどん打つというようなことになったら、「誰に向かって商売しているの」といって差し支えないような気がします。


◆世界戦略?

ボーダフォンは先に似たようなことをしていましたから、今回の件については割と参考に出来る可能性があります。
ボーダフォンは「世界はもはや圏外でない」というCMをやっていましたが、「私にはあんまり関係が無い」とみなさん思ったようです。そしてもう一つ「世界で」に関して、TSUNAMIプロジェクトというものをやって失敗しています。
これは、ボーダフォングループで端末を世界共通にしてコストダウンしようという試みでした。端末を共通にするということは、結果として世界で利用できる端末を用意することになります。

ドコモのW-CDMA/GSM端末も日本のユーザにアピールしたいのではなくて、「ドコモに端末を売っているメーカーが端末を世界で販売できるようにするため」に考えられた可能性があります。
そして、その通りだとすると、ドコモのユーザはまた関係ないことに巻き込まれているような形になります。

そしてボーダフォンが苦労したように、「端末の世界展開」は上手く行かない可能性の方が高いと私は思います。結局日本向けには日本向けに無駄が無いように作り、海外のマーケット向けには海外のマーケット向けに無駄が無いように作った方が良いのではないでしょうか。日本の端末が特異だからですが。


本当は、W-CDMA/GSMではなくて、W-CDMA/PDCの端末こそドコモユーザが欲して止まない端末のはずです。FOMAにするかどうするか悩んでいる人は沢山居るはずだからです。
PDCの利用者を減らしたいのかもしれませんが、結局DNSで実質mova利用者に戻ってしまっている人を結構見ます。

全機種GSM端末にする意義ってあるんでしょうか?

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862 W-Zero3を買うとイヤフォンマイクプレゼント、はW-SIM戦略不調の結果?

このニュースを聞いたとき、「やっぱりそうなりますか」と思ってしまった私でした。

ウィルコム、W-ZERO3購入者にオリジナルイヤホンマイク贈呈
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/29291.html

というわけで購入者にイヤホンマイクがプレゼントされるそうです。とはいっても店頭で「ハイあげますよ」という感じではなく(上記ニュースから引用)
>パッケージに同梱されている申込ハガキに必要事項を記入し、キャンペーン事務局宛に郵送することで応募できる。応募の締切は7月10日。
というわけで、ウィルコムは「何らかのユーザの声を知りたがっている」様子もうかがえます。


◆皆さんの反応

「オリジナルイヤホンマイク贈呈」のニュースに見られる反応はたいていこのような感じのようです。
・すでに買った人間にはサービスは無いのか!
・ウィルコムの小粋なサービス万歳


具体的に外で意見がどうなっているか示すべきか微妙なところですが、有名どころの反応を引っ張ってきますと、

W-ZERO3 オリジナルステレオイヤホンマイクプレゼントキャンペーン
http://blog.willcomnews.com/?eid=276856
こちらはではすでに買った人の不満が書き込まれています。

京ぽん2用も欲しいぞ!!
http://bari5.jugem.cc/?eid=806
こちらは大喜びな感じです。


◆W-SIMがうまく機能していないらしい、と私は理解した

今回のサービスは、たまたま成り行きで行われているだけかもしれません、
たとえばイヤフォンマイクの不良在庫が発生していて、それをウィルコムがただ同然で買い取ってなんとなくサービスしてみたとか、なんとなく顧客サービスしてみたかったからサービスしてみた、のかもしれません。
イヤフォンマイク製造会社が、イヤフォンマイクの世間への普及を狙って無料配布をさせているのかもしれません。実際のところはわかりません。

以下は、これはウィルコム自身が理由あって考えた末に行われているサービスであると考えての話です。実はウィルコムにはそんなことは考えていなかったということもありえます。

以上を前置きとさせていただいて、私が考えたことを書かせていただきます。


ウィルコムが購入したユーザにイヤフォンマイクを配るということは、貰った後イヤフォンマイクを飾ってくださいというメッセージではないはずです。「どうぞイヤフォンマイクを使って通話してください」というメッセージがあるのだと私は思います。

これはどういうことでしょうか。
・もっとイヤフォンマイクを使って欲しい
・もっと通話して欲しい
なにかそういう感じのことを狙っているように思えます。


・もっとイヤフォンマイクを使って欲しい
この場合、「他の通話手段ではなくて」ということになります。
W-Zero3本体で通話するのではなく、W-SIMで他の端末に差し替えて使うでもなく、二台持ちでもなく、
「イヤフォンマイクを使って通話ください、確かに世間では標準的なスタイルではありませんけどね」ということではないでしょうか。

・もっと通話して欲しい
W-Zero3を使っている人はもっと通話して通話料金を落として欲しい。
通話しにくいなら、イヤフォンマイクがありますよ。サービスしますから使ってね。


というわけでまず、上記で紹介したブログにある「京ぽん2用も欲しいぞ」というのはちょっと無い、という感じもしますね。このように考えてみると、通話用に形状がデザインされている機種でわざわざプレゼントをする必要は無さそうですから。

◆ともかく

ともかく、「W-Zero3購入者は、W-Zero3とイヤフォンマイクで通話を試してください」というメッセージが含まれているのだと思います。
ウィルコム推奨のW-Zero3での通話のやり方はイヤフォンマイクですよ、と。
あるいは、イヤフォンマイク以外のスタイルも推奨しますが、みなさんイヤフォンマイクで通話しなさ過ぎのようなので、イヤフォンマイクを一回くらい試してみてください、と。


ちょっと思ったことは、W-SIMって、こういうときユーザはどうする想定でしたっけと。

昔のウィルコム(というかDDIPocket)の推奨スタイルは、「ドカーンと割引しますから、音声端末とカード型の端末を二台持ちしてください」でした。
W-SIM発売時には「W-SIM方面ではTT+DD+W-Zero3で差し替えて使ってね」が推奨スタイルのように見えました。
しかしこれはW-SIM方面だけで、音声端末では「電話機であり、ポケットからすぐ出して使えるフルブラウザ搭載簡易PDAであり、ノートPCにも繋げる。データ通信も多いなら二台持ちしてね」というスタイル。
ついでに、通称京ぽん2ことWX310Kでは、「Bluetoothも使ってみてね」のように思えます。しかしこれは京セラの開発者のメッセージでしょうね。


まず、W-Zero3を片手で持って顔に当てての通話はあまり使われて無いってことかもしれません。

W-Zero3はW-SIMが取り出しにくいので、TTと差し替えて使うなんてことは難しいということでしょうか。W-Zero3を使っている最中に電話がかかってきたら差し替えられないじゃないか、とか。
通話相手に「ちょっと待ってね」といって通話保留して、相手をまたさずにすいっとW-SIMを音声用端末に差し替えても通話がつながったまま、というようなことが可能じゃないとダメなのかもしれませんね。

ちょっと考えたんですが、イヤフォンマイクも通話する前に差してから耳に当てないといけないし、差しっぱなしだとブラブラするし、あんまり決定的に便利でもありませんね。


私がニュースを聞いてすぐ思ったのは、
・W-Zero3を音声通話端末として使うのはちょっとうまくいっていないんだろうな
ということと、
・W-SIM差しかえ、は思ったより使われていないのだろうな
ということでした。

私は、W-Zero3を買うことにするのか、買うとして音声端末と二台持ちなのかW-Zero3で音声通話して平気なのか、TTと差し替え上等で快適に使えるのだろうかと悩んだままという一人であります。
迷ったままになっている最大の理由は、二台持ちにする場合と一台で済ませる場合に、今使っている電話番号をW-Zero3(W-SIM)に仕込むかどうかがまるっきり変わってしまうことです。とりあえず機種変更してみてから考えようというのはちょっと難しいのです。
今のままでも大きくは困ってないし、高いからということもありますが。

ウィルコムとしては、今現在としてはW-Zero3でイヤフォンマイクがお勧めなのですか。
と、ちょっと複雑な気分でニュースを受け取ったのでした。私の迷いが、根拠あるものだと確認された気がしたからです。

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863 ドワンゴがウィルコム向けに着メロサイト開始、をきっかけにウィルコムのコンテンツの歴史を考える

明日水曜日(24日)から、ドワンゴがウィルコム向けに着メロサイトを開始するそうです。

ドワンゴ、ウィルコム向けに着信メロディサイト「★いろメロミックス」を開始
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=131390&lindID=1

こういうサービスは携帯三キャリアだけに対応していることが多く、ウィルコムに対応しているものは以前は非常に少なかったのですが、なんだか風向きが変わってきたのかもしれません。


◆ウィルコムに携帯的コンテンツが少ない理由について考えてみる

そもそも携帯電話に比べて加入者数が少なかった、ということはあるのですが、それ以外にも理由がありました。
AirEDGEPhoneが投入されるまでは、つまりJRCからAH-J3001/3002が発売されるまでは、ウィルコムのコンテンツは激しく独自形式でした。


コンテンツといえばドコモです。
ドコモのiModeでのコンテンツの記述形式はCompactHTML、つまり普通のHTMLの一部分だけを切り出したような解りやすいものでした。最大のユーザ数がいる上に作る人にとって作りやすいので流行りました。

AUは「携帯用に設計されたコンテンツ記述言語」でコンテンツを用意することを最初試みました。技術敵に正しい決断をすることが多いAUらしい話ですが、結果としてHTMLではないことが仇となったような感じになりました。

今では携帯三社ともに「HTMLモドキ」を利用しています。


ところがウィルコム(DDIPocket)はAUどころではない、さらに独自形式でした。
いまさら独自形式のフォーマットについて説明をしても何の意味の無いので説明はしませんが、なんだか非常に変わった形式でした。あれは実は「メールの拡張」でした。

まず、ポケベルみたいなカタカナだけの長短文メールが出来ました(Pメール)。
次に、日本語も使えるようにして長い文章をやり取りできるようにした新しいメール機能が作られました、最初のメール機能がPメールだったため、これを豪華にしたものということで「Pメールデラックス」と名付けられ、なんとこれこそが現在のウィルコムのメールアドレスのドメイン「pdx.ne.jp」の由来になっています。

さらに文字だけのメールでは寂しいということで、メールに絵文字や画像を埋め込んだり、文字に色をつけたりできるメールの拡張機能がありました。
ついでにこの機能を使いまわして、「サーバとのメールのやり取り」と同じ処理でコンテンツ的機能を提供したものがありました。

メールをベースに成り行きで作ってしまったため、かなり変わったことになってしまいました。
ユーザ数が少ない上に、なんだかよくわからないコンテンツ作成言語を使わないとコンテンツが作れなかったために、参入する企業は非常に限られました。


◆「味ぽん」ことAH-J3001/3002の投入で方針転換する

「味ぽん」では、独自形式をいきなりほぼ放棄してしまいました。
(独自絵文字などは残っていますが)

・コンテンツはドコモ互換のCompactHTML
・絵文字もドコモ互換の絵文字が追加される
・着メロは独自形式放棄どころか、SMFにしてしまう。
ほかにも接続ケーブルが汎用品のUSBケーブルだとか、びっくりするような「標準規格」化が行われました。

このことによって
・ネット上に沢山あるドコモ用のコンテンツがそのまま閲覧できる
・読み込み最大サイズが大きかったため、パソコン用のウェブサイトを無理やり表示させても結構見れた
・着メロサイトなんて使わなくても、ネットに山ほどあるSMFを自分で着メロに出来た
なんというか、圧倒的なフリーダムが実現されたわけです。しかも日本発の「端末でのウェブブラウズ完全定額」のおまけ付でした。
携帯電話で「オープンな世界のコンテンツ」が利用できる利点をしらしめました。


そして、その次の京ぽん(AH-K3001V)ではさらに驚くべきことが起きまして、皆さんご存知の通りフルブラウザ「Opera」が搭載されてしまったことでした。
・ネット上に沢山あるパソコン用のコンテンツがそのまま閲覧できる
となりました。

ウィルコムの端末専用に懇切丁寧に用意されているコンテンツを利用できるわけではないため、工夫や多少の不便は我慢する必要はありましたが、「完全に自由に遊べるようにしたから、あとは自分らで好きに遊んでねー」というのはあまりに画期的で、AH-K3001Vの動作が重かろうが多少不便だろうが(この問題が無ければ歴史は変わっていたでしょうが)、かつてない自由を満喫できるようになったわけです

◆しかしその後になって、「着メロ」が帰ってきた

自由だけれど自分で用意しないとほとんど何も無い、のがウィルコムでしたが、
このニュース(ドワンゴの着メロ提供)は従来の携帯的コンテンツがウィルコムにやってくるという話です。

以前からのユーザならば、「ウィルコム使いの心意気としては、自分でSMFを用意して自分で好き放題鳴らすこと」だと思うので、使う人は少ないと思います。

ウィルコムが躍進して企業が注目するようになったこともあるでしょうが、新規の人々によって「ケータイ文化」の人々が流入してきているのかなー、とも思えるニュースです。

ケータイ的コンテンツの必要性がすっかり覆されたその後に、あるいはその後だからこその繁栄の後に、
その繁栄ゆえにケータイ的コンテンツが参入してくるというのはなんともややこしい状況ではあります。
使う人はどの程度いるのかな?


◆対応機種の謎

対応機種リストが少し謎です。

>WX300K、WX310K、WX310SA、WX310J、AH-K3001V、AH-K3002V

とあり、AH-J3001/3002/3003がリストに入っていません。
音楽の再生能力はほぼ同じ筈なのでこれは何でしょうか。フルブラウザ搭載機種一覧なのでブルブラウザが必要とも思えなくもありませんが、京セラはOperaでそれ以外はNetFrontとブラウザの種類が違いますし、AH-J3001/3002/3003のブラウザはドコモに搭載されているものと同じなのでどうしてなのかな、と思う次第です。
リストに入っていなけれど普通に使えそうな気もします。

この記事を書くまではまったく利用する気はなかったのですが、
月額315円ということと、この記事を書いてしまって変な興味が湧いてしまったため、一ヶ月だけ利用→解約をするかもしれなく・・・

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864 AUとGoogleの提携が騒がれすぎな件

現在、ココログが鬼スローな状態でありまして、重すぎゆえに更新間隔もスローという感じです。
なんとかしていただけないものでありましょうか。


本題。

◆AUとGoogleの提携は騒がれすぎ

そうなんですよ、ほんと不必要に騒がれているわけですよ。
要するに「AUのEZWebの検索エンジンにGoogleの検索エンジンが採用された」と言うだけの話が基本的な話です。

Googleの検索エンジンはあちこちで使われております、たとえばNTTの「goo」ですが、gooの検索エンジンもgoogleのはず。つまりgooで検索しても同じだということです。
gooは昔はNTTが開発した検索エンジンを使っており、それなりに評判の高かった検索エンジンでした。しかし、Googleの登場とともにgooを使う人が少なくなり、自前技術にこだわる事をやめてGoogleを採用しています。そして、そういう感じのところは沢山(というか大半)あります。

つまり、「EZWebもGoogleの検索エンジン借りるらしいよ」「へえ、AUもですか」というだけのニュースです。
今後の提携の可能性はそれは確かにありましょうけれど、どちらにせよ現時点で取り立てて騒ぐようなことはありません。


◆「Google」が入っていたら何でもアリ?

当ブログ使用非推奨の単語であるWeb2.0でありますが、このネタで騒いでいるのはまたもやそちら方面なわけであります。Googleの六文字さえ書いてあればなんでも未来で正義で革命っていうのはどうなのでしょうか。

ドコモがWindowsMediaに対応した機種を多少出す予定(たったそれだけ)があることと組み合わせて、ドコモ+マイクロソフト(ワルい) VS AU+グーグル(よい)、のような話にしてしまっている人も多かったりしますね。

ならば、こちらこそまさしく全身Windowsの「W-Zero3」は何でありましょうか、悪の化身?W-Zero3はWeb1.0で、思考が後ろ向きなワルイ奴なのでありましょうか。


また経済紙方面では、昔の○イブドア現象のようなことをやっています。オシャレだぞAUと話題沸騰のGoogleが提携したぞと。中身もわからずに騒いで持ち上げるのはいい加減どうかと思います。


あるいは、単なる「エンジン借りただけ」の事実を上手にプレスリリースして世間が喜ぶ騒動に仕立て上げるAUの意図にみんな乗せられちゃっていると、そういう感じでしょうか。


◆考える

何か変わるのかと考えたら、「EZWebに対する検索能力が上がるだけ」ということです。
なぜってEZWebは一般のインターネットの一部としては存在していないので、Googleの検索対象で、それが今回検索できるようになる(ただし、AU端末限定で)というだけのこと。

一般のウェブはフルブラウザ経由で普通にGoogle検索すれば事足ります、あるいは京ぽんことAH-K3001Vが成し遂げたのはそういう革命でした。
というわけでやっぱりその辺りのブログでは冷静です、
「EZweb」にGoogleの検索エンジンを採用

今後の可能性を、とは言ってもそういうことならあらゆるものが今後の大きな可能性を秘めています。
LISMOが化けたら?EZチャネルは?プッシュトークは?W-Zero3の後継機は?
要するに今のところは特別な事はないと言うわけです。

念のために書いておきますが、私は無視してよいといっているわけではありませんよ。

Googleが関係していたら何でもすごいわけではありません。

極端な話、その辺のおじいちゃんを捕まえてきてオデコに「Google」と書き込み、「このおじいちゃんはGoogleと提携しました」って大興奮するのとちょっと似てたりするかなあと思いました。

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865 ボーダフォンは「ソフトバンクモバイル」に

ボーダフォンは、結局のところ「ソフトバンクモバイル」という名前に改められるようです。

各方面から、「そんな名前でよいのか」「絶望した!!」とか「微妙」とか色々言われております。
コメントが「微妙」の一言だけというところすらありまして・・

新ブランドは「ソフトバンクモバイル」

微妙・・・


◆ソフトバンクモバイル

色々と不評のようですが、仕方ない名前でもあります。

不評なのは「ソフトバンク」の名前が入っているところのようですが、その場合に「ソフトバンク自身にとって」(たしかに「ユーザにとって」ではないのですが)望ましい解決方針は、不評な名前を改めることではなくて「ソフトバンク」という名前が不評なことを改めることだと思いますから。
まあ、変な新ブランドよりは良かったということにしておきましょう。

なにやら「J-Phoneのブランド名を復活させよ」という復古運動が一部で行われていたり(リンク張ったりはしませんが)、名前が変わるのはもう勘弁だからライ○ドア方式に(って書いても意味がわからない人が多い?)ボーダフォンの名前のままにしてくれという意見もあったり、アンケートの結果では(所詮ウェブアンケートではありますが)ソフトバンクの名前だけは勘弁という感じでした。

結局のところ「ソフトバンクモバイル」という非常にそのままの名前になってしまいました。
「ヤフーモバイル」かもしれないかなあと思っていましたが、ソフトバンクのほうを選んだようです。

ライ○ドア方式とは:
もともとあの会社は別の名前でした。しかし、外国企業の「ライ○ドア」を買収したときに、本体の方がライ○ドアの名称に社名を乗り換えてしまって現在にいたります。今回の場合、ボーダフォンの名前を引き続き使うような話に相当します。ありえないって?「ヤフー」の名前はそのままヤフーとして使っていますし、それどころか、ヤフーBBというような名前にまで使っています。だからありえなくはありません。


◆利用者の不幸

利用者の不幸は当然あるわけで、それはまたメールアドレスが変わったり名前が変わったりして混乱する可能性でしょう。
ボーダフォンを使っている人の過半数はJ-Phone時代に契約した人でしょうから、ボーダフォンへの各種変更で色々と不便をこうむった人たちでしょうから、「もう勘弁」という思いがあるのでしょう。

さらにその前のデジタルホン時代から使っている人もいることでしょうが、J-Phone時代が躍進の時代だったので結局のところJ-Phoneが懐かしいになるのでしょうか。
J-Phoneはオシャレで売っていましたから、そういうイメージに飛びついて現在にいたる人たちも多いはずです。ですからなおさら、これ以上トラウマを増やすなという感じなのでしょうか。


しかし今回、ソフトバンクは慎重な感じがするので、メールアドレスを無理に切り替えたボーダフォンのような事はしない、と私は予想します。
ただし、ボーダフォンの名前が入っているのでソフトバンクの意向だけではどうにもならない可能性もありますが。

慎重に思える理由は、
・価格破壊するとは発言していない。
・そもそも新規参入をあきらめて買収をおこなったこと。
・PC定額をする、というような調子の良い発言が無い。

設備投資に関して調子の良いことをいっていますが(これについてはまた別の記事で書きたいと思います)、これも現在の設備に対する不安の現れにも思えます。

「ソフトバンクモバイル」という名前も、よく考えてみると無難(慎重)な名前かもしれません。


◆しかし・・・

しかし、この名前ひとつ問題があります。呼びにくいのです(これもあちこちで言われていますが)。

「ソフトバンクモバイル」は長い。
モバイルは「モバ」と略すことが多いので、そうなると「ソフモバ」とか「バンクモバ」というようなものが思いつきますが、今ひとつしっくり来ません。

色々予想されていますが、私としては結局「ソフトバンク」とだけ呼ばれるようになるのではないかと思います。

もしAUがAUという名前ではなくて「KDDIモバイル」だったら「KDDI」と呼ばれ、同じく「NTTモバイル」だったら「NTT」と呼ばれているかなあと想像してみたりした結果、私の予想はそういうことにしております。


◆キャリアイメージの予想

買収が行われてから結構経ちますが、CMもそのままで店舗もそのままで、以前と変わりなくボーダフォン的感じが続いています。
「ソフトバンクモバイル」が実際に姿を現すのはいつ頃で、どんなキャリアイメージでの登場になるのでしょうか。

J-Phoneのオシャレ感を引っ張ろうとして微妙な感じになっているボーダフォンのキャリアイメージですが、ソフトバンクモバイルはおしゃれな感じに挑戦するのか、堅実な感じに一新するのかとか、みなさんはどう予想されますか?

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866 ドコモの新FOMAは、高速パケ死機能付き

タイトルはふざけております。


◆新しいFOMAが発表される

NTTドコモ、3.6メガ高速通信「HSDPA」や着うたフルや対応の新FOMAを発表
http://bcnranking.jp/products/01-00007928.html

新しい902iS(と702)が発表されましたね。

新機種のラインナップを見てドコモらしくないと思いました。この機能はこの機種、あの機能はあの機種・・というラインナップ、ドコモっぽくありません。まるでAUのようです。
各機種揃った機能で高性能ではないからです。おまけに、着歌フルなど新サービスの内容までAUっぽさを感じます。これが本当にドコモの新機種群なのか?

着歌フルに対応するなど、なにやら方針転換を感じますのでそのうちその辺りについて書いてみるかもしれません。

それぞれの機種について書いても良いのですが、当ブログ的には気になる機種は一機種ですのでそれについて書いてみたいと思います。

◆一機種だけ?

当ブログではHSDPAについていろいろと記事を書いてきました。あるいは成り行きでそういうことになってしまいました。

世間でもHSDPAはそれなりに話題になっていますので、私はてっきりHSDPAは902iSの標準機能になるのではないかと思っていたのですが、意外にも一機種だけでした。しかも、標準のラインナップを外れた「特殊端末」としてだけのリリースになりそうです。

「N902iX HIGH-SPEED」だけが当面のHSDPA対応端末になるようです。で、商品名に「HIGH-SPEED」とつけることでわかりやすくする方針のようです。
そしてN902iSは別に発売されるので、あくまでも標準ラインナップ外という感じでのスタートになるようです。

私のHSDPA開始時の予想は、
・今年の夏というアナウンス通りのサービスインには失敗する
・しかし大々的に多機種対応という形での開始になる
と思っていたので予想外でした。


N902iXだけの非常に地味なスタートで、しかも当初はエリアは東京23区だけだそうです。
ドコモとしてはHSDPA自体を売りにするつもりは無いのかもしれません。あるいは、HSDPAのエリア整備は案外と難しいのかもしれません。


◆高速パケ死装置

FOMAの料金体系はHSDPA開始後も従来と同じであるというニュースが出ています。

さてここで問題になるのは、ドコモはフルブラウザは定額対象外という事実です。そして「N902iX」にはフルブラウザが搭載されていたりします。

もちろん、通信の高速さをウェブブラウズで味わうにはフルブラウザ搭載が一番わかりやすいわけですが(ただし、端末側の処理能力も高くないと体感できませんが)、定額外というのはいかにも危険であります。

3.5GたるHSDPAは以前の記事で書いたとおり、
(904 Docomoが、PCでのデータ通信定額を実現することが難しい理由
http://firstlight.cocolog-nifty.com/firstlight/2006/01/904_docomopc_a8fe.html
スペックから直感するほどは高速ではないのですが、混雑があまり無ければある程度の速度は出ます。

しかも、N902iXしか対応端末が無いのですから、開始当初はそれなりに快適に通信できてしまう可能性があります。なぜって利用者自体がいないわけですから。そうなると、勘違いしてパケット代がすごいことになる人が出るんのではないかと思ったりします。
#AUもフルブラウザ登場当初(W21CA)は定額外で、やっぱり高速パケ死装置でした。

しかしドコモはこの辺りを慎重に行って(たとえば「定額外ですよ」という確認メッセージを起動時に出すなど)サービスを行えば、高速にフルブラウズできるということで収入を得られる感じに出来るかもしれません。

ドコモだけに、快適に使うためには出費などいとわない人は結構いるとおもわれるからです。また、そうすれば収入になるだけでなく、3.5世代の天敵たる「トラフィックの増加」を抑える効果もあります。


◆正体のわからないN902iX

その他のポイントをいくつか書いて見ましょう。

まず、HSDPA開始時の通信速度はドコモのHSDPAの限界速度だろうということです。
N902iXを買った人だけしか通信しませんし、おまけに902iXは主力ラインナップから外れています。そのうえ、多量の通信をするフルブラウザなどは定額外で混雑が発生する理由が皆無だからです。

HSDPA開始時に「速度が今ひとつだな」と思ったら、もうそれまでということです。
また、「とっても快適!」と思っても今後の参考にはまったくならないということです。なぜなら混雑する原因がまったく無いからです。

なお、デモレベルでも実際どの程度の速度が出るかについてはまだ明らかになっていません。
というのも今回の新端末発表では、実際に稼動している端末は展示されず、モックアップだけだったからです。まったくもって実態は謎だらけのHSDPAであります。
結局HSDPA機が実際にデモされたことは一度も無い(有線接続はデモに含めず)ままです。

それ以外には、「ミュージックチャネル」という深夜の混雑していない時間帯に「音楽番組」を自動的にダウンロードする機能がついています。なんというか、AUのアレをすっかり真似しちゃっています。


◆N902iXの良いところ

ツッコミだけでは何なので、良いところも上げておきましょう。

あまり触れられていない気がするのですが、N902iXでは上がり速度が強化されています。
従来のFOMAが最大64kbpsなのに対して、最大384kbpsに高速化されています。つまり容量の大きなメールの送信などに掛かる時間が割と早くなる可能性があります。

注意すべきことは、これはHSDPAの恩恵では決して無いということです。
そもそもW-CDMA(FOMA)は上がり速度384kbpsを実現できる能力があったのですが、今までの端末ではこれがkbpsに制限されていただけで、ようやく今回「フルスペック」の端末が出た、というだけのことです。

しかしながら、これはサイズの大きいメールが好きな人にとってはかなり重要な改良点なのではないかと思います、写真とかムービーとかをメールで送ることが多いような人たちにとってはそうでしょう。
また、混雑次第なHSDPAと違ってこちらの高速化は確実だと思われますので(たぶん・・)。

ですから、当初はHSDPAの恩恵にあずかれないエリア外の人たちも購入する価値はあるとは思います。


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さて、非常に地味なスタートになりそうなドコモのHSDPAですが、いったい今後どういう形になるでしょうか。
案外とN902iXの発売延期に継ぐ延期とか、販売が限定的過ぎて誰も手に入れられていないなんていう展開になる気がどうもします。嫌な予感で終わればよいのですが。

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867 「おでん缶」を食べました

短い記事です。
サッカー日本代表が残念なことになっている最中、あるものを食べていました。


◆おでん缶

おでん缶を初めてまともに食べました。
(自分で買って、自分でじっくり一缶食べたということ)
感想としては、「ちょっと珍しい」以上のことは無かったなーという印象でした。

味はそこそこでした。
缶に入っているということで、あまりおいしくないのではと思っていたのですが、そうではありませんでした。

買った後すぐ、缶が熱くて持つのが大変。
そして空けるときに出汁が飛ばないように注意しないといけない。
具が小さい、安い具だけ大きい、汁が大半というあたりもがっかりしました。
250円というのは微妙かもしれません。
しかし、120円だったらコストパフォーマンスに感激していたかもしれません(120円には出来ないとは思いますが)

あくまでも「ちょっと珍しいもの」であって、沢山買い込んで常食するようなものには思えなかったのがちょっと残念でした。
もう一歩満足度が高ければ、買い込んで他人にあげたりしたかもしれないなと思った次第ですが、おでん缶はそこまでの行動はさせませんでした。


というわけでサッカー残念でした。

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868 携帯、四月の増減: ドコモとAUがデッドヒート、「ウィルコムの寸止めの大好調」が続く

携帯電話の四月の加入者の増減が発表されました。
http://www.tca.or.jp/japan/database/daisu/yymm/0604matu.html


結果は、
ドコモ +25万3800
AU +35万3000
ツーカー -13万9900
ボーダフォン +1万2600
ウィルコム +7万8700

モバイルで発表を見てすぐにモバイル経由で記事を投稿するつもりだったのですが、あまりにもいつもどおりだったので断念してしまいまして、結局パソコンからきちんと書いています。


◆ドコモとAUの健闘

携帯電話市場は飽和しつつあると言われて久しいわけですが、ドコモとAUはまだこんなに沢山の新規加入者を得ています。
数値上は一見AUがかなり勝っているように見えますが、ツーカー→AUへの移行には優遇措置があるのでAUは下駄を履いています。しかし、ツーカー解約数の多くがAUの増加に直結しているわけでも無いそうです。
結果としては、ドコモとAUはまあ似たようなものだったというところでしょう。

ボーダフォン(ソフトバンク)は減少こそ免れたものの、ちょっと厳しい状態です。ボーダフォン(ソフトバンク)についてはまた別に記事を書きたいと思います。


◆微妙なウィルコムの健闘

ウィルコムは+7万8700となり、かつての厳しい状況と比べると見違えるようになりました。

ウィルコム(DDIPocket)は、PHSが斜陽になったころはずっと純減、そのあとAirH"で持ち直したあとは微増というような状況でした。
かつてと比べると、毎月コンスタントに8万前後の加入者増というのは見違えるような話です。

しかし、AUやドコモと比べるとまだまだという感じがします。AUやドコモと現在直接競争するわけではありませんが、長期的にはAUやドコモとの位置関係がどうなるか考えなければならないはずですから、このままニッチ市場に留まるのでなければ、現在の純増数は良くないでしょう。

また、8万前後の加入者増というのは、需要の限界というよりウィルコムの受け入れ態勢などの限界でもありましょう。派手なCMを打ち、低価格で新規契約できるようにすれば(ゼロ円端末が無い)、もっともっと増えるはずだろうからです。

慎重だという言い方も出来ましょうが、
・加入者増→無料通話ドミノ→爆発的増加
が期待できるのはもしかしたら他社が無料通話を行えない「今だけ」かもしれないので、慎重になっている場合ではないのかもしれません。

あるいは、慎重になっていないのだけれど、諸般の事情により八万で辛抱せざるを得ないのかもしれません。

好調なことは確かながらどうにも寸止めの感じがします。


◆ウィルコムの加入者数400万突破寸前(あるいはもう超えた?)

四月末で総加入者数が397万600人となったそうで、400万人突破が目前になりました。
連休中の新規加入者が多ければ、現時点でもう突破しているかもしれません。

ほんの少し前まで300万人回復が目標といわれていたそうなのですが、現在の純増のペースでも一年で100万人程度は増加するので、今の寸止め的な好調でも今年度中に500万人に到達するかもしれません。
率にするとすさまじい成長で、そういうわけで携帯他社よりも話題性が大きいというわけです。

500万人で驚いたあとに他社について考えてみると、不調なボーダフォンでも1500万人、ドコモは5000万加入者を超えていたりするわけで、本当の「ウィルコムの好調」がやってくるとしたらこれからまだまだいろいろなことがあるのだろうと思う次第です。

さて、400万人突破のニュースはいつ頃に?

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869 HSDPA後も、ドコモの料金プランに変更なし

既報についてちょっとコメントをしてみたいと思います。


ドコモ、3.5G携帯サービスを7月開始-料金体系は現行と同等
http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK200605050007.html

すでに各方面で同じようなニュースが報じられていますが、「HSDPA開始後、特にFOMAの料金体系の変更はありません」というニュースです。


◆やっぱりPC定額は無い?

やっぱりというか、PC定額の噂は「あのニュース」一回きりでその後ありません。
ドコモとしてはとりあえず「やらない」ということのようですね。

見るからに誤報っぽかったPC定額のニュースでしたが(残念ながら信じちゃった人も多かったようですが)、やっぱり天下のドコモは無茶なことはしないらしく、PC定額どころか「料金体系は今までどおり」だそうです。

もちろん、あのドコモですから資金力に任せてむちゃくちゃな設備投資によってPC定額を開始する可能性は無くああリません。しかし、常識的に考えてそんなことをしてもまったく儲からないので、やっぱり定額は行われなかった。こういう感じです。


◆ドコモは盛んに「3.5世代」と自称している

AUはEV-DO、いわゆる「WIN」のことを「ブロードバンド携帯」と呼んでいましした。
WINが始まったころはブロードバンドという単語がまだ流行の力を持っていたこともあり、なかなか悪くは無い呼び方だったと思います。

一方ドコモのニュースでは今のところ「3.5世代」という単語を頻繁に目にします。
もちろんこのあとサービスインを行うときまでに、マーケティング関係(というか広告代理店かもしれない)が「ドコモ茸」のようなキャンペーン用の何かを思いつくのかもしれませんが、今のところはHSDPAが何かを示す単語として「3.5世代」が使われています。

このまま技術世代の呼称(「3.5世代」)を世間に浸透させるのかどうかちょっと気にしています。
「3.5世代」という呼称はわかりやすいのですが、AUにすぐさま「3.7世代」とやり返されるかもしれません。
(あるいは、AUがもっと考えてその後の「世代の無意味な数値」の無意味な争いになることを避けてAUが自重するかもしれませんが)

もしかすると、利用者からすると結局「なんか速くなったな」程度でしかないので、あるいはここは「ドコモは高速化について特に大きなキャンペーンを打たない」のかもしれません。どうしてかというと、ドコモが何を言っても実はかなり先行しているAUと比較されておしまいだからです。

とすると、「とくにキャンペーンを打たない」のなら、内部用語としての「3.5世代」あなんとなくそのまま説明に使われている現状のままでよいのかもしれません。
つまり、ドコモは商品としての呼び名はつけず、HSDPAという呼び名と「3.5世代」という最低限の説明以外はしないかもしれないということです。

あるいはもしドコモが何か呼び名をつけると、先行しているAUからの「反撃」が予想されますから、現行のEV-DOの2.4メガよりも一見数値上速いことをうまく使って、「ドコモが最新技術を導入してAUは後追い中です」と錯覚させるようなキャンペーンを行う必要があるかもしれません。

まとまりがなくなってしまいましたが、つまり状況としては微妙なのではないかということです。よく考えてみますと「ドコモ茸」も、安い安いと言っているだけであまり具体的なメッセージを含まないCMなので、ああいう感じになるのでしょうか?

かつてのAUの「ブロードバンド携帯(速いですよ)」とか、W定額の「定額なだけではなくてこんなに安い定額です」、「着歌フルをどんどんダウンロードして楽しいです」と、AUのほうが具体的アピールなのはやはりリードがあるからでしょう。
そういう意味ではボーダフォンのLOVE定額なんかも「実に具体的」です。


◆ドコモがHSDPAですること

HSDPAはPC定額を行うには荷が重過ぎるのですが、電話機単体(ハンドセット単体)にとってはある程度十分な能力があります。

ドコモがHSDPAで何をするかですが、思いつくものを書いてみると、
・AUと同じく着歌をはじめる
・新サービスは始めない
・関係ありそうで関係ないサービスをHSDPAならでは新サービスだと銘打つ

まず一つ目ですが、着歌はAUが利益をあげているわけで、真似をすれば儲かるだろうというわかりやすい話です。次は、特に目立った新サービスはしないという予想です。これは、AUよりも加入者数が多いうえに第三世代で無理をして定額をしてきたドコモが一息つくために使うという予想です。

三つ目は、HSDPAゆえの新サービスであるというようなCMが打たれるにもかかわらず、冷静に考えてみると実はあまり関係ない(3.5世代である必要性は無い)そういう新サービスが出てくるという予想です。
これからワンセグや決済関係の新サービスなどは出てくるかもしれませんが、その場合もHSDPAの恩恵が無ければできないような転送量の多い新サービスはなかなか少ないはずですが、そこを無理やり関係があるかのようにサービスするという新サービスという予想です。

3.5世代ではAUがやった以上のことはなかなか出てこないだろうと思います。


◆本当に影響を受けるのは

ここまでの感じでわかるとおり、AUはなおも技術的な優位があるのでドコモが新しいことをしても対処する能力があります。

問題なのはソフトバンクと新規参入各社です。
ドコモもAUが両方とも当然のようにサービスをしている、となると新規参入も真似をしなくてはならなくなってつらいわけです。これがドコモもAUの片方だけならば、まだ「やらない」理由が残りますが、両方となるとつらいでしょう。

当ブログでは新規参入が厳しいことになると予想しているわけですが、ドコモがHSDPAで行うこと次第では、また厳しい材料が増えそうです。

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