887 新発売されるDVD-Rドライブについて考える / ラベルお絵かき機能
最近発表されたDVD-Rドライブについてちょっと記事を書きます。
だんだんと発売されるドライブのトレンドが変わってきました。
ちょっと前までは書き込み速度競争だったわけですが(ちょっと前でもないか)、16倍速到達で各社横並びになってしまいました。
そしてちょっと前には(こっちは本当にちょっと前か)、DVD-RAMへの対応が普通になってきていました。
で、その次の他社との差別化は何か?というなっているわけですが、それは「ラベルお絵かき機能」と「DVD-RAM12倍速」のようです。
◆DVR-111L
BuffaloからDVSM-XL516というDVD-Rドライブが発売されます。
しかし、DVSM-XL516という名前は割とどうでも良くて、興味が湧くのはパイオニアのDVR-111Lを搭載したドライブだということです。プレクスターとパイオニアは国産高性能ドライブの代表二社(だと私は思っていて)ですから、これは当然気になります。
DVR-111Lは最近対応ドライブが相次いで登場している「LabelFlash」に対応したドライブです。「LabelFlash」っていうのは、DVD-Rの記録面じゃない方にレーザーでお絵かきできる機能を持ったドライブのことです(ただし専用メディアは必要)。
で、DVR-111Lですが、おそらく・・・DVR-111と同一ハードウェアなのではないかと思っています。
DVR-111はDVR-111Dとも同一、DVR-110ともほぼ同一、その上にDVR-110とDVR-110Dも同一ですから、ほぼ同じハードウェアで五つものバリエーションがあることになります。
おそらくLabelFlashはソフトウェアで対応できる機能なのでしょう。だから同じハードウェアでも対応ドライブが作れるのではないでしょうか。しかし対応するとライセンス料が発生するので、ライセンス料を上乗せした形での新機種発売となっているのでしょう。
BuffaloのDVD-Rドライブについて(私が書いているページ)
http://homepage2.nifty.com/firstlight/DVD-R/Buffalo.html
◆Liteon SHM-165H6S
LiteonからLightScribe(これもラベルにお絵かきする技術)に対応したドライブが発売されます。
これも現行機種(SHM-165P6S)の手直し/あるいは同一ハードウェアの機種と思われます。
書き込み速度競争が頭打ちになったあとは、各社でお絵かき機能の搭載競争のようです。
LITEONのDVD-Rドライブ(私が書いているページ)
http://homepage2.nifty.com/firstlight/DVD-R/LITEON.html
◆Logitecから新ドライブ
Logitecから新ドライブが発表されています。
この前に発売されていたドライブは色々微妙だったTEACのDV-W516Eが搭載されたドライブでしたが、今度はパナソニックのSW-9587が搭載されているようです。こんどこそ、と思いたいところですが、SW-9587が良いドライブなのかはまだわかりません。
LogitecのDVD-Rドライブ(私が書いているページ)
http://homepage2.nifty.com/firstlight/DVD-R/Logitec.html
新ドライブはお絵かきドライブとDVD-RAM12倍速が多くなってきました。
お絵かき機能はソフトウェアだけで対応できるようなので、そのうち対応ドライブだらけになる気もします。確かに便利な機能なのですが、専用メディアが高すぎるのが解消しないと実用性はあまりない気がします。
DVD-RAMは遅いので、というかDVD-RAMをDVD-RAMたらしめている書き込みを確認するモードで使った場合には遅いので、DVD-RAMのヘビーユーザーなら12倍速は意味があるかもしれません。ちなみに私はDVD-RAMは今のところ使っていなかったりしますが(といいましょうか、プレクスターを愛用)
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