947 『USBミシン』はバカガジェットかと思いきや・・・
「USBミシン」と聞いて「またアホIT機器か」と思ったのだが、そんなことは無かった。
◆USBミシン
「USBなんとか」と言えば、なんだかよく解らない「アイディア商品」の宝庫。
たとえば、こいつなんかが有名ではないだろうか。
近日発表 USBクリスマスツリー「線上のメリークリスマスV」
USBクリスマスツリーは五年目(毎年新しいのを発売している)というから驚きます。
そして、「USBクリスマスツリー」はどちらかというとオモシロUSB機器の中ではきちんとしている方だと思いますので、そこまでしてUSBにつなぐ意味が解らないようなものの方が大半。
そういう前提で「USBミシン」と聞くととんでもないバカデバイスを思い浮かべたわけですが、意外にもUSBミシンは本当に欲しくなってしまうようなリアルハイテク機器でした。
細かいコトはよくわならないのだが、Innovis M200やInnovis N150は、USBでコンピュータと接続でき、コンピュータ上の絵柄等各種画像を、わりと自動な感じで刺繍にすることができるようだ。その時に使うコンピュータ側のソフトウェアは、刺繍PROシリーズとなる。メーカーのサイトでサンプルを見てみると(こちら)、なんかおもしろそうじゃありませんか。アイディア商品なんかではなくて完全にハイテク機器、あるいはちょっとした工作機械です。
感心しませんでしたか?
で、探してみました。実際に使っている奴がいるに違いないと。で、見つけたのがここ
NIKI 日記
http://blog.livedoor.jp/niki_nikki/
のミシン刺繍
http://blog.livedoor.jp/niki_nikki/archives/cat_303093.html
なかなか面白そうじゃないかと思った次第なわけです。
もっとも、私が手に入れたらウケねらいの刺繍ばっかり作ってみると思いますけど。
できればこのミシンを「みうらじゅん」さんに入手して頂いて、次々と衝撃的な刺繍作品を発表していただきたい、とか思った次第です、「ゆるキャラ刺繍」とか。
◆値段とか調べてみた
どんなもんだろうと思って値段を調べてみたわけです。
工作機械っぽいのでやっぱり高いのか、それともデフレやら海外生産でミシンも価格破壊なのか、そのあたりが分かれ目です。
で調べてみると
刺しゅうProVer6.0の値段は4万8000円。
びっくりするくらい安いな、とおもったがこれは「ソフトウェア」だけで、どうやらミシン本体が必要らしい。
さっきのウェブサイト(NIKI 日記)では「D-9700F」というのを買って使っている、と書いてある。
たぶん対応機種は一機種ではないのだろうが、とりあえずこれで調べてみればよいだろう。
で、そっちを調べてみると、
brother(ブラザー)キャラクター刺繍機能付ミシン ソーイングステーションD9700F
値段は13万、しかし定価は30万の代物。恐ろしいほどの値下げっぷりである。
デフレっていうのはすごいのだと思った、何割引ですか。
しかししょうもないカラープリンタよりも、こちらの方が売れても良さそうに思えます。
インパクトすごいでしょ?
しかしプリンタと違って文書を印刷したりは出来ませんが、
・・いや、プログラムのソースコードを刺繍で印刷するとか面白いかも。
あるいは、試験範囲の内容を刺繍で入れてカンニングとか。
「ぬるぽ」とか入れる奴も当然いるだろうな。
ウェブを探しても使っている人はまだほとんどいないようなので、
いまなら何をやってもオオウケかもしれない。
#みうらじゅんにぜひとも買ってもらいたい
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