946 両手に花では無かった / 世話を焼いてくれる猫
「マジで」について、猫の話・そしてなにより「両手に花では無かった」という超事件の話を・・・
◆世話を焼く猫
「マジで」と言えば知り合いの飼ってたネコの話を。
ネコにもよるらしいですが、そのネコ、どうにも世話を焼いてくれて仕方の無い奴らしく、
寝る時間になると寝かしつけに来てくれるとか、
(人間が寝たかなー、と思ったらほかの事をしに行くらしい)
宿題で困っていると「手伝おうと」して宿題が出来なくなっちゃったり、
知っている人が来たら出迎えに行ってつれてきてしまうとか、
しんどかったりつらかったりしたら慰めに来たり、
マックの電源を勝手に入れたり切ったりするとか、だそうで。
イタズラではないだけに褒めたらいいのか怒ったらいいのかわからんそうで。
ネコは犬と違って主従の関係ではなくて兄弟くらいの関係に思っているらしいので、
「こいつは妹だから世話を焼いてやらねばならん」とか思っているんでしょうか。
これも一種のオカンではあります。
◆両手に花では無かった
昔酷い事をしたなあという話。
電車で移動をしていると、同じような人と良く会う事がでてきます。
で、気になる奴が現れました。
いつもかわいい女の人を二人従えている、かなりパッとしない奴。
しかもかなり親しそうにしています。
人間は内面であるということは意外と真実なのか、
しかししかし、なぜに女二人なのか。
なぜにリアル両手に花なのか。
人間は内面なのか、この人は内面がセレブ様なのか、
実は死ぬほど面白い奴だとか、ギター持たせた途端に英雄だとか、アートのセンスが神だとか?
それとも何か事情があってこうなっているのか?
幼馴染という奴か?
人間は努力か?努力しない奴はこの内面セレブ様をみて反省しなさいってことか?
よく見かけるので、そのたびに謎と動揺が深まってゆきました。
そしてある日、謎が解けました・・・
三人とも女でした。
当然話したことも何もあるわけもない相手なのですが、女三人だと気がついた時には、実に申し訳ないことをしていた気がしました。
ああ、なんたる。
この人が背負っている人生の苦悩とは私の思い違いそのものではないか。
最悪な形でその人の苦悩を発現させてしまっていたと気がついた私は、
それから見かけるたびに申し訳なくなってしまいました。
いや、ホントすみませんでしたよ(話したことも無いわけだけど)。
ので、私はサウナのお母様を私は笑うことが出来ません。
ある意味私が「マジで?」です。
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