931 タイの首相のミラクルな言い訳-「星の巡りが悪いので宿題を忘れました」
タイの首相が「惑星の配置が悪いから」という理由にて、来年まで記者会見をキャンセルするというミラクルな言い訳をしています。子供の宿題の言い訳でもこんなずさんなものは珍しいはずですが。
◆子供以下
タイのタクシン首相が、「親しい占い師が水星の位置がとっても悪いというので、年末まで記者会見をキャンセルさせてください」と言っています。
→タイ首相「星の巡り悪いから」来年まで記者会見なし
21世紀のタイを率いるリーダーがなんたる発言でありましょうか!
この場合、ありえる解釈は二つです。
1.占星術に真面目にはまり込んでいる。
2.言い訳
よりによって21世紀に占星術で国の政策を決められてはかなり困ります。
しかし幸い?にして、これは言い訳のようです(だといいのですが)。
というのもタクシン首相は今現在、マスコミからものすごい勢いで悪く言われている真っ最中でありまして、記者会見などはできるだけしたくない、というような状況だからです。
ので、外国から戻ってきた途端(APECに出かけていた)に、「水星の位置が悪いから記者会見はしません!」と言い放ってマスコミシャットアウトだそうです。
あるいは、本気で水星の位置が変わるのを待っている可能性もありますけれども、レーガン大統領(B級俳優出身なのですね)などは冷戦の真っ最中に真面目に占星術を参考にしたという噂もあります。
「宿題はやったんですけど、ノートを家に忘れました」
「水星の位置が悪いので記者会見しません」
「おばけが出るので今日は出勤できません」
「途中で落ち武者の幽霊にとりつかれてしまいまして、そのお払いで時間が遅くなりました」
日本だったらえらい政治家が都合の悪い期間だけ入院して、都合が良くなると出てくるなんてことがありますが、「水星の位置」ではないもうちょっとマシな言い訳は無かったのでしょうか。
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