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923 WILLCOM新機種群のメモ

今年の年末は、かなりの数の携帯の新機種が発売されます。

DocomoやAUでは本当に売れるのか心配なほどの機種が投入されますね。
不幸にも売れ線から外れてしまった端末は、二月前後に大安売りになるだろうから、「クリスマスやお正月を最新の端末と過ごしたい」と考える人以外は、しばらく様子を見た方がおそらく節約になるだろうと思います。

Vodafoneは元々端末の種類が今ひとつですが(とくに3G端末の評判が散々です)、年末に発売される端末は数も少なくドコモやAUに比べると面白さも今ひとつという感じがします。
「いろんな機種があります」というCMをやっていますが、あれはそんなCMをしなきゃならないほどの苦境なのかと思えます。


ここまでは前置き。


◆WILLCOMの新機種

私がWILLCOMを「面白い」と思って観察しているのは、潜在的実力と実際のシェアが乖離している事、そして他社とインフラの性質が異質なので新しいサービスをやってくれる可能性が高いことです。
つまり、「注目するに足るほど面白いから」ということ。

インフラの潜在的実力は長い間あまり生かされませんでした。潜在的インフラの優位性は眠りについたまま失われるかな、と思えるころに始まったのが昨今の復活劇です。
数年以上前に出来ていた事を今ごろやっている感じがするので「遅すぎる」とは思うのですが、眠ったままよりはよっぽど良いかなとは思います。芽すら出ないで枯れるよりは面白いから。

年末にはWILLCOMにしては異例に多くの端末が発売されるわけですが、話題性が大きすぎてリアルタイムの情報のフローが大きすぎてなんだか解らなくなってきたのでおおよそにまとめてメモしてみました。


■従来の電話機タイプ

携帯電話的に考えるとミドルクラスの機種ちょい上くらいの性能という感じのようです。ただし、一部の機能では携帯を圧倒します。
通話性能・操作性・電池持ちなどの基本的なところでの問題点はとりあえず無い模様(従来機種に比べるとかなり改善されている)。


◆WX310K
http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/wx/310k/

◆WX310SA
http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/wx/310sa/

◆WX310J
http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/wx/310j/


- WX310K vs WX310SA 最初にいきなりまとめ

フルブラウザ端末 WX310K
(Opera、Flash、そしてフルブラウズ中の着信能力)

端末としての使いやすさ WX310SA
(WX310Kは相変わらず細かいツッコミどころがあちこちに)

JAVA搭載 WX310SA

カメラの画質 WX310SA

デザイン 個人の好み


- WX310K 京セラ

メニュー構成などUIが使いにくいことで知られる京セラ製の端末なので、相変わらず細かい気配りについては期待できないようですが、動作の遅さも改善して端末はなかなか悪くないようです。

フルブラウザ端末としては最高水準のようです。
動作の遅さが改善したOperaブラウザは素晴らしく、Flashプレーヤーも予想以上に高い再生能力を持っているようです。有名Flash作品を携帯端末で見るようなことも出来る模様。

(注:WX310Kに搭載されているのは、携帯専用のFlashの再生能力ではなくパソコンのFlashを再生する能力)

ただし、カメラが今ひとつ画質で優れなかったりと、相変わらず細かいところでいろいろと問題があるようです。また、軽量コンパクトなのも特徴だった「京ぽん」にくらべると結構大きいようです。


- WX310SA 三洋

部分的にツッコミどころがあるWX310Kと違って、電話機としては良くできているようです。
ただし、搭載フルブラウザの能力がWX310Kよりも劣るようです。
フルブラウザとしてOperaではなくNetFrontが搭載されているのですが、これが今ひとつな模様。
Flashなどもありません。

WX310Kより優れていると見られるのは、カメラとJavaアプリへの対応。
WX310SAのカメラは綺麗に撮れるようですが、WX310Kは綺麗に撮れません。
Javaアプリが動作するアドバンテージが今度どうなるかは不明(アプリを作る人がいるかどうかなどによる)。


- WX310J 日本無線

情報があまりありません。
WX310SAと共同開発のようなので同じような端末かもしれません。
独自の指紋センサーがどうなるかが気になります。

■W-SIMタイプ

SDカードサイズの「通信部分」を差し替えることでいろんな端末が使えるという新機軸の端末群。

◆W-SIM (およびTTとDD)
http://www.ttdd.jp/main.html
TT:「TT」をクリック
DD:「DD」をクリック

◆W-Zero3
http://www.sharp.co.jp/ws/
http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/ws/003sh/


- WS001IN / TinyTalk / TT (コンパクトな通話機)

あまり注目されていませんし、通販のみで店頭にモックアップもありません。
しかし、手に入れた人には評判の良い端末のようです。

写真と違って実物は見た目がよい。
小さくて手にフィットする、心配されていた感度も悪くなく、音も良い。
使いごごちも良いようです。

きわめて限定的なメール機能しか搭載していないのは不便なようですが、その点は悪い点というよりはこの端末の「仕様」なので仕方が無いかと思われます。

個人的には「通信感度が悪くない」というのは意外でした。W-SIM端末は今後ブレイクするかも。


- DD / Data Driver (USBポートにつないでネット接続)

要するにUSB経由でパソコンにつなぐだけのアダプターです。


- W-Zero3

昨今話題の「WindowsMobile搭載」「キーボード搭載」「VGA」の強力PDA電話機です。
展示された開発中の端末では不具合が多かったようですが、完成品では一体どうなるか注目されます。

値段は4万を切っているようで、機能的にやや問題があるとされたIEだけではなく、Operaの搭載も発表されました。
性能を考えると4万円は画期的です。通信しないでPDAとして買うと考えても安いでしょう。

問題は純粋な電話機と比べると大きい本体、そしてPDA状の物体で通話したいと思うかどうかでしょうか。
「TT」の出来が良いようなので、TTと併用すると良いのではないでしょうか。。

TT + DD + W-Zero3の組み合わせは強力かもしれません。


ちなみに私は様子見継続。

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