960 それは「変な照明フォトジェニック」 / 人間は顔の一部しか理解しない
結論から言うと光の加減とからしいですよ。
眞鍋ブログ一番気合の入る撮影(免許証の写真はどうしてどうしようもない写真になるのか、という内容)について。
◆変な照明フォトジェニック
駅にあるスピード写真とか、免許証の写真が納得の行かない感じに映ってしまうのは、照明の加減だとか写真屋に聞きました。
撮影者の都合に合わせた位置に照明がセットされているのではなく、装置の都合の位置にセットされているので、アカンと。
照明くらいで変わるのか?
懐中電灯で顔を下から照らす「お化けのボケ」がありますね。つまりああいう感じになるとか。
オマケに写真は二次元の像になってしまうので、「実物に変な照明」の場合と違って見ている人の側での補正がかからなくなるので、だそうです。
あれに綺麗に写る人は「フォトジェニック」じゃなくて、「変な照明フォトジェニック」ですね。
どうしてそうなるのか解っていれば、もしかしたら免許証写真も何らかの「コツ」があるのかもしれませんね。
◆一部しか理解していない
私たちは人間の顔を隅々まで見て理解できると思っていますが、実験してみるとそうでもないそうです。
目に入っている画像情報の一部の情報については非常に良く理解するものの、それ以外はそうでもないという感じだそうです。
だから、コンピュータでの画像処理などからすると何でそんなことが解るんだということ、たとえば、子供の時の知り合いが60年経ってもすぐに一目でわかってしまうみたいな能力がある一方で(年齢が変わっても変わらない要素を特徴として覚えているらしい)
光の加減が変わって写真に取られたら誰だか混乱気味だったり、プロのメイクやSFXで年齢が全然わからなくなるなんていう混乱もするとか。
(その道のプロの手にかかると、60歳の見た目の人を20歳にしたり、20歳の人を60歳に見えるようにしたり全然できるらしい。なぜなら人間の視覚は顔の部分的要素でしか年齢を判定していないからだそうで)
写真というより、脳の不思議な現象って言う感じでしょうか。
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