958 オイルマネーとドミノ現象 / プロ野球以上にダメなF1改革
F1についてちょっと書いてみました。
◆プロ野球以上にダメなF1改革
FIA、『新エアロ規制案』提案へ
2006年、新予選方式とタイヤ交換復活へ
これが2007年『新エアロカー』だ
安全性でレギュレーション強化だー、とか言われだしたのが始まりだったか、FIA(F1のオーナー組織みたいなところ)が次々と思いつきのような規制や改革をはじめてしまい、F1は面白くなくなったと言われて久しい今日この頃。
またもや、ダメな改革がやってくるような予感がします。
タイヤ交換を復活するそうです、交換禁止にしたことを失敗だと事実上認めるようです。
タイヤを細くしたり溝入りにしたりするのも止めてスリックタイヤに戻す方向のようです。
予選方式も変えるようですが、なんとも変に凝った方式で、またもや「悪い思いつきに過ぎない」気がします。
そして、大問題なのは新レギュレーションで決まるかもしれない「変なリアウイング」の車。
オーバーテイクをしやすくするつもりだそうですが・・・早くも各方面から、考えが浅すぎるとの批判が出ています。
巨人を超金食い虫の駄目チームにしたナベツネオーナーと同じようなセンスと権力の人がトップにいて、思いつきで考えたとしか思えないレギュレーション改革があってことごとく不評、ずっとそんな感じが続いています。
こんな不自然な小細工は絶対にうまく行かないと思うし、何よりも見た目がかっこわるいです
オイルマネーとドミノ現象
UAEの一部であるドバイで『F1テーマパーク』なるものが作られるようです、原油高でお金余ってるんですかね。
ちなみにUAEの一部である「バーレーン」では中東初のF1が開催されました。
UAEは「アラブ首長国連邦」つまり、たくさんの国の集まりです。
これはドバイがバーレーンを意識してしまいましたね、羨ましかったのでしょう。
バーレーンがドバイから開催地を奪うのではないか、なんて話も出てきたりしています。
向こうは民主国家ではないし近代国家でもないので、いわば豪族のリーダーのような方が「F1やりたい」とか思うと誘致する事になるような状況のようです。
ギクシャクしているアメリカとの関係とはちがい、ヨーロッパとは仲が悪くないのもポイントかもしれません。
中東のこの辺りにドミノ倒しのようにF1熱が広まりそうではあります。
オイルマネーを背負った持参金ドライバーが中東から誕生したりもするかもしれません。
経済的に発展する国が、F1に憧れて参加する事がよくあります。
かつての日本もそうだったといえなくありません。
最近だとマレーシアがまるで国策事業のようにしてサーキットを作ったりしてF1を開催するようになりました。
莫大な資金を投じてサーキットを作った中国、そして次はインドというわけです。
初めて参戦したインド人ドライバが母国に凱旋帰国ということで、デモ走行しようとしたそうですが、何せそこはインド、路面状態が酷すぎて中止というインドらしい事件です。
事前に路面状況を調べたりしなかったのか。デモ走行までに路面を直す気は無いのか、あるいは路面が酷すぎて直すのは無理なのか。
いずれにせよ素晴らしくおおらかな話であります。
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