954 「仲間由紀恵withダウンローズ」が曲を出す? / AUの浅野忠信CMの過剰サブカル感と現在のCM
auのCMの「仲間由紀恵withダウンローズ」が曲を出しちゃうそうです・・
ダサカッコイイを通り越して単にダサい領域に突入している「仲間由紀恵withダウンローズ」という「うけねらい」ですが、度が過ぎるところまでふざけてみるようです。
◆公式エセブログ
公式サイト?公式ブログ・・ではないですね、公式エセブログサイトがこちら。
仲間由紀恵withダウンローズ
http://blog.duogate.jp/downloads/
URLがすでに混乱をきたしています。~/downloads/で終わっているURLなので、「ダウンロードページなのかな?」と一瞬思えるわけですが、「downloads」は仲間由紀恵withダウンローズの「ダウンローズ」の模様です。
まったくブログの意味をなしていないのですが、ブログ風にしています。
どうやらここでもダサカッコイイを通り越して単にダサいという路線を貫いているようです。
文章には携帯絵文字風の画像絵文字がちりばめられていて、しかもまったく無内容!読んでも何の意味もありません(笑)
リアル中学生がたむろする日記サイトのような様相を呈しています。
◆昭和初期の漫才師
男二人のメンバー名が
「DJダウン」と「MCローズ」
DJダウンはまあすぐ解ります。AUの携帯を買ってダウンしまくってKDDIを儲けさせてくれ日本国民よ!という叫びからインスパイアされた名前でしょう。
MCローズってなんでローズなんだ?崩壊した巨人へのあてつけか?と一瞬思ったわけですが・・・気がつきました。
ダウンローズ→ダウン・ローズ→「DJダウン」と「MCローズ」
昭和初期の漫才師のレベルのネーミングセンスです。
そういううけねらいのはずなのでしょうが、ダサカッコイイを通り越して単にダサいですよ、これは。
◆ただ、CMとはちゃんと連動しているらしい
だけれど単なる悪ふざけが暴走しているだけではないらしくて、CMとはちゃんと連動しているようです。
曲を出すと言ってもリアルにCDを出してしまうわけではなく、着歌としてリリースするようです。
新しいCM上で「デビューしました」みたいなことになって、みんなにダウンロードしてもらおうという目論見のようです。
こういうのをメディアミックスというのかは解りませんが、随分とあざといじゃあありませんか。策士、策に溺れるという感じがいたします。
ドラマのトリックが「かっこ悪カッコよかった」のは、全編ダジャレまみれでありながらその本質は良く作ってあって、新しかったからだと思います。
しかし、このネタは土台がありません。
◆浅野忠信
南海キャンディーズのCMといい、これといい、AUのCMに浅野忠信が「鏑木」でCMに出てた頃のような過剰サブカル感がするようになりました。
以前のその路線の時には、AUは携帯電話としてかなりダメな時期だったためにそのイメージが悪く反映したのか、お茶の間の通常レベルを超えたサブカル感は理解されず、「安っぽい」と言われたらしいCMでした。
そういや、その頃J-Phoneは藤原紀香のCMで(偽りの)全盛期で、あっちのCMはその当時褒められていました。今の時点でその当時のJ-Phoneの藤原紀香CMを見るとクドイだけなのですが。
さて、AUの携帯電話の商品イメージが強力に改善した現在、お茶の間の通常レベルを超えたサブカル感を発散するCMは好印象なんでしょうかどうなのか気になります。
調べてみたところ、CM好感度ランキングで一位になったりしているようなので、受け入れられてはいるようです。
でも、わざとかっこ悪くしているという感じではなく、CDTVなどのパロディとして理解している人が基本なようですね、もしかしたら浅野忠信のCMとくっ付けて考えてしまっている私の方が問題なのかもしれず。
◆気になったので
うけねらいに過ぎてわたしにはうけなかったCMですが、この「うけねらい」が今後どうなるのかという点については大変気になってしまいました。
引き続き今後について注目してみたいと思います。
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